【武士道が闕くる】
武士たる者は只今(ただいま)にても君命(くんめい)あらんには、槍(やり)を提(ひっさ)げ馬に打乗(うちの)り、水火(すいか)に駆け込むべき身分なれば、飲食(いんしょく)男女の欲を縦(ほしいまま)にし、疾病(しっぺい)を生じ、懶惰(らんだ)に陥り、氣根(きこん)を弱くしては、武士道が闘(か)くるなり。
【読み】ぶしどうがかくる
【出典】安政三年八月以降「武教全書講録(ぶきょうぜんしょこうろく)」
【訳】武士たる者は、今すぐにでも命令があれば、槍をひっきげ馬に乗り、水や火の中に駆け込むべき身である。だから、暴飲暴食をしたり、男女の欲望を貪(むさぼ)ったり、病氣になったり、ものぐさになったり、氣力が弱くなったりしては、武士の道に欠けるというものである。
吉田松陰 一日一言~ 魂を鼓舞する感奮語録 ~ 致知出版社
将来に希望を抱く青年は、心を引き締めるようにし、いかに逆境に立っても動じず、順境にいてもおごらず、いわゆる「貧にしてへつらわず、富んで礼を好む」という言葉を実地で行くように心がけることが肝要である。
※「貧にしてへつらわず、富んで礼を好む」は『論語』の言葉。「貧乏になっても卑屈にならない、裕福になっても礼儀正しい」という意味。
このままではまた無職となるので、寝ていても落ち着かなかった朝。
というのはまったくの偽り(嘘)で、なぜかホッとした午前中。
先週前半の楽なタクシー案件から、後半のとんでもない工程にやはり疲れ果てていたのか、再び寝落ちした昼下がり。
自宅待機SOSのコールセンターでお世話になっていた派遣会社の担当者に連絡を取ろうとしたところ、案の定転勤になると言われた午後。
いつもは楽しみにしている競馬をする氣力もなく、すべてのレースが終わった時に目覚めた夕暮れ時。
今回のドタバタ劇について、四天王のタツノリさんから直接お聞きして、納得した夜。
どこが悪いというより、いい加減スケープゴートにされて弱っているお店側も、きちんとアポを取ってから来て欲しいという声が多かったと思えた一日。