63.手術の説明② | 小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

先天性心疾患(左室型単心室・大動脈縮窄・完全大血管転位)をもって生まれた息子。病気と闘う姿は勇敢で誰よりも頑張り屋さんでしたが、2014.12月天国に旅立っていきました。精一杯生きた命、生きた証を残しています。天使ママとなり、2人目育児に奮闘中です。

続きです

手術内容は、
①上大静脈血栓除去術
②三尖弁形成術
③心房中隔欠損孔拡大術

です。


どんな風に手術が行われるのかというと…

せっかくある心房中隔を、わざと取り除いて、単心房にするのだそうです

そうすることによって、右心房の血液が左心房に回り込みやすくなる、と。
(僧帽弁から心室へ血液が流れます)


三尖弁から疣贅を取り除く際に、いくつかの形成手技(ややこしいので省きます)を使って、血液の漏れを防ぐようにします。
だけども、
修復が困難な場合には、三尖弁を小さくサイズダウンして、弁の接合の改善を図ります。

そして、上大静脈の一部分を切開して、そこから可能な限り血栓を取り除きます。
(慢性化して血管に張り付いているみたいなので、イメージ的には耳かきのようにかき出す感じだそう)


またまたイメージがつきにくいと思うので、絵を参照してください
{C08832A3-0ABB-4214-AEB1-51A60DD3DB31:01}



下大静脈の閉塞部分は手術で改善させることはできないとのことです

今回もとても大掛かりな手術になることは間違いなさそうで。。。


聞けば聞くほど不安になってきました…


それにしても、心臓の話は難しくて、ややこしいですね


もう少し?続くので、分けます






読んで頂きありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ 先天性心疾患へ
にほんブログ村
にほんブログ村 赤ちゃん待ちブログ 天使ママ・天使パパへ
にほんブログ村