64.手術の説明③ | 小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

先天性心疾患(左室型単心室・大動脈縮窄・完全大血管転位)をもって生まれた息子。病気と闘う姿は勇敢で誰よりも頑張り屋さんでしたが、2014.12月天国に旅立っていきました。精一杯生きた命、生きた証を残しています。天使ママとなり、2人目育児に奮闘中です。

手術の説明を受けたものの、
ヒサ君にはたくさん危険なことが予想されるそうです

手術を受ける条件が、ヒサ君にあるかどうか…そこが大きな問題


ここからまたN先生からの説明、続きです。

*手術を乗り切るための栄養や免疫状態が十分じゃないかもしれない。


*強心剤などを投与するための中心静脈カテーテルをどう確保するか?

→大静脈が閉塞しているので確保できないかも?右心房に直接カテーテルを挿入予定。


*静脈血が十分に心臓に還ってこない状態で、体外循環が成立するのかどうか?

→手術を中止することになるかもしれない。


*癒着が激しく、手術対象の血管を露出することが可能かどうか?


*手術手技(手術の説明②参照)が期待通り実施可能かどうか?

→予定の手技ができないかもしれない。(目的が達成不可能)


*感染源が心臓内だけではないかもしれない。

→手術をしても感染を制圧できないかもしれない。


*体外循環が離脱できないかもしれない。


*手術が成功しても、他の合併症が高度となり命を亡くすかもしれない。



…と、ここまで説明を受けました。

たくさんの問題点と危険性があるということが分かって、ものすごく不安に襲われました…。

ヒサ君の手術が出来なかったら…
さらなる合併症が起こったら…

悪い方悪い方へ考えてしまって、先生の「命を亡くすかも」という言葉がグルグルと頭の中を回る…。

相当、ショックでした。


全ては感染症のせい。

感染症にさえなってなければ、カテーテルを長期間入れなくて済んだ。
大静脈に血栓なんて出来ずに済んだ。
菌が弁に付くこともなく、弁形成なんてせずに済んだ。

こんな予定外の手術はせずに済んだ。


全ては感染症の。

セレウス菌のせい。


悔しい。

本当に悔しい。。。


もうこれ以上、ヒサ君を苦しませないでほしいって、あんなに毎日毎日願っていたのに、、、

神様はやっぱりいないのかもしれない。

もう神様なんて信じない、と思った。

だけど、どうにか手術は必ず成功させてほしいと思うから、もう少しだけ信じてみます。

ヒサ君の毎日の無事と、手術の成功を祈って…。

神様、仏様、どうかヒサ君を助けてください。。。






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