62.手術の説明① | 小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

先天性心疾患(左室型単心室・大動脈縮窄・完全大血管転位)をもって生まれた息子。病気と闘う姿は勇敢で誰よりも頑張り屋さんでしたが、2014.12月天国に旅立っていきました。精一杯生きた命、生きた証を残しています。天使ママとなり、2人目育児に奮闘中です。

10月28日。

インフルエンザの予防接種を受けにいってきました。

この日は詳しい手術の説明があったので、パパと一緒に面会です

サンドスタチンを止めていても、やっぱりまだ胸水がチョロチョロと…
結局はそれほど効果がなかった、ということだったりして


N先生も毎日お忙しいので、夜に説明がありました。

ヒサ君の状態から。

三尖弁に菌の塊が付着して、敗血症の原因になっている。
長期間の抗生剤で一旦治っていたが、再び検出され(セレウス菌)、抗生剤が再開。
血液培養が陽性になった原因は、この菌の塊(疣贅)である可能性が高い。


②この疣贅によって三尖弁が障害されて、血液の逆流がみられる。
心臓への負担が増し、静脈の圧力が上昇


上大静脈の閉塞
中心静脈カテーテルの長期留置と血液の凝固異常(DIC)が原因か。
上半身への血液の還流が悪くなり、重症な浮腫乳び胸(リンパの流れ着く先が詰まり、リンパの圧力が上がって漏れてくる)を起こしている。
心臓に十分な血液が還ってこないために、心拍の低下を招いている。


④下大静脈が腎静脈辺りで閉塞している。



イメージがつきにくいと思うので、絵を参照してください
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とにかく手術をしなくては、大変な状況だということが分かりました

「良くなっていけば、疣贅はグレン手術の時に取りましょう。」と以前に言われていたのですが、菌が再発となればそうも言ってられなくなってしまいました


長くなってしまうので、ここで分けます






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