60.やっぱり手術(>_<) | 小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

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先天性心疾患(左室型単心室・大動脈縮窄・完全大血管転位)をもって生まれた息子。病気と闘う姿は勇敢で誰よりも頑張り屋さんでしたが、2014.12月天国に旅立っていきました。精一杯生きた命、生きた証を残しています。天使ママとなり、2人目育児に奮闘中です。

続きです

N先生が来られてからのお話。


「僕も土日は本当にどうなることかと思ってね~。
今回は昇圧剤がすぐ効かなかったしね…。
でもまた血圧が上がってきて何とか持ちこたえてくれたんで、良かったなぁって思ってます。


この子の今の問題点は、大きく分けて二つ。

まず一つ目は、感染。
せっかく陰性になった菌が再発してしまったこと。
弁のところで焼け野原のように死んだかと思っていた菌がまた出てきた可能性があります。

そして二つ目は、上大静脈が閉塞してしまっているということ。
それが原因で、上半身の浮腫みが出てしまっていたことが、血管造影で分かりました。
そうじゃないかとは思って、原因を探っている状態でしたが、今回の検査ではっきりしたかなと思います。
(その造影検査でヒサ君の状態が悪化したんですけどね…)


このまま良くなるのかな?
また悪くなるかもしれないな。
…と、ただ待つより、これは賭けになるかもしれないけど、もう一度手術をしてみるのはどうかと思ってます。


感染によって血小板が失われてしまうから、DICにならないためにも、弁にくっついてる疣贅(ゆうぜい)を取ってしまう手術。
それから、
造影カテーテルでは血管が狭くて血栓が取れなかったけど、心臓側から上大静脈にカテーテルを通して、血液の通りを良くするという手術、を考えています。
この子にとっては、せっかく閉じた胸をまた開けての手術になるので、かわいそうなんだけどね…。」

ということでした。

また手術なんてほんとにかわいそうで…
体力や免疫、抵抗力が落ちている今、手術に耐えられるかどうかも心配でたまらない

かといって、このまま放っておいて良くなるとは思えないし、何もしなかったらそれこそ命を落としてしまうかもしれない

ヒサ君の苦しさがずっと続くだけかと思うと、手術をした方がいいのかなと思いました

先生は原因がはっきり分かった上での手術だから、ココ!というところを治療出来るだろう、と言われているし、信じてみるしかない…


手術をするしかヒサ君が助かる方法はないんだなぁ…。

でも、もう治療方法がないんだ…と絶望感しかない時に、治療をしてもらえると聞いて、わずかに希望が湧いてきました。


ヒサ君のことを思うと胸が苦しいし、辛過ぎるけど…

どうか手術が成功して、ヒサ君の生命が無事でありますように。
これ以上、辛い思いはしたくないよ


そして後日また、手術についての詳しい説明があります。



怖い。。。






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