54.またまた悲惨… | 小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

先天性心疾患(左室型単心室・大動脈縮窄・完全大血管転位)をもって生まれた息子。病気と闘う姿は勇敢で誰よりも頑張り屋さんでしたが、2014.12月天国に旅立っていきました。精一杯生きた命、生きた証を残しています。天使ママとなり、2人目育児に奮闘中です。

10月18日。

夫婦でランチをしていたら、病院から電話が

また何かあったのかなぁ?とドキドキしながら電話に出ると、K先生からでした。

「右鎖骨から入っているカテーテルから点滴が漏れ出しているようだったので、カテーテルを抜きました。
それで、また、鼠径部から挿入を試みたんですが、前回と同様に、カテーテルが心臓近くまで入っていかないんです。
両側から試みたのですが、カテーテルが途中で止まってしまうので、入れることができませんでした。
血管が狭くなってるか詰まっている可能性があるので、これから血管造影検査をしようと思います。面会、待ってもらわないといけないのですが…」
と。


嫌な予感がする。

カテーテルが入れられないと、大事な点滴も出来ない…。
どうしようもない不安が襲ってきました


病院に着いて、控え室で待つことに。

造影検査とカテーテル挿入が、なかなか終わらずに5時過ぎまでかかり

思った通り、上大静脈と下大静脈の閉塞がみられたそうでした…。

「大静脈が詰まると、血液が心臓に戻ってくることができないので、それを補うために側副血行路という本来はない血管が蜘蛛の糸のように出来ていました。
ガイドワイヤーが途中までは入ったのですが、点滴のカテーテルはそれより太いので…本来なら心臓付近まで入る長さのカテーテルなんだけど、今回は短めのカテーテルを両鼠径部と左鎖骨部から入れています。」
とK先生。


ヒサ君は長時間の検査で体が冷え切っていたので、温める装置を被せられていました

また浮腫んでかわいそうな姿になってしまいました

こっちを時々チラッと見て泣いてるヒサ君。
かわいそうで仕方がなかった。

辛かったね。
今日もよく頑張ったね。
ずーっとしんどい目にしか合わせられてないし、見てる方も辛いよ。

せっかく浮腫みが取れてきていたのに、ショックです

血圧も普段は80~90/はあったのに、50台と低くて、また急変もあり得るかもしれないと思うと怖かった。

帰りの電車の中でも不安で不安で、涙が溢れました…。


ヒサ君、どうか無事でいて…!

ママも苦しいよ…。





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