2011年は辛卯年です。
先日「干支」の組み合わせは60個(1番~60番まで)あると言うお話を致しました。
今年の「辛卯」という干(十干)と支(十二支)の組み合わせは、干支番号28番にあたります。
この干支は別名「宝皿(ほうそう)」と言いまして、宝の皿が好きな人と言う意味です。一流品や一流ブランド品を好むという事です。
今年の十干である「辛」「宝」の特色は・・・
金性です。
「宝石」「柔鋭」「特別意識」「自意識」「研磨」「自負心」「受動的」「他人の眼の意識」と言った特色を持ちます。
品位を持ち、デリケートな宝石の質を持ちます。様々な天然石の源石が磨かれ、加工されて宝飾品となります。ですから、人間の個人の世界や、国家で例えると、修錬、研磨しなければただの源石、皆から認められる宝石になりません。
宝石は一点もの。自分と同じものはない世界です。ですから、プライドを持ち、自意識、美意識が高くなり、
「貴女でないと出来ない仕事だから是非にお願いしたい!!」と言われることに遣り甲斐を感じ、満足できるのです。
特別意識ですから、何か独自の世界を持っている人、その能力が発揮できる人にとってはキラキラと輝き、この宝石の質が宿る今年の日本では活躍し甲斐があるでしょう。
人と違う個人の世界を持つ事、自身を鍛え、磨き、輝く人や国家であって欲しいものです。
「プライド」「責任感」「自尊心」「組織の戦い」「地位・名誉」といった要素の1年ともなります。
短所に転じれば・・・
プライドは単なる独りよがりのプライド・・・
責任感は無責任に・・・
自分を尊ぶ心を失い人を平気で傷つける・・・
組織の団結は乱れ、責任逃れ、責任の押し付け合い・・・
地位や名誉に執着する無責任な行動・・・
長所に転じれば・・・
プライドは自分の心に嘘いつわりのない真っ直ぐな心、大義名分。
本当の意味での責任感とは?をしっかり考え行動に移す。
自分自身を尊ぶ心、自分を大切にできる人は他人をも幸せにできます。
政治、学校、企業、・・組織の団結力とリーダーシップ。
名ばかりの地位や名誉ではなく、責任ある立場だからこそできる仕事や役割を果たす。
これらのテーマにおいて、短所では無く、長所が目立つ方向に今の日本の政治を進めていって頂くと同時に、国民一人一人も、これらの要素について、今一度考えて見るのも良いのかもしれません。
他の国はに絶対に負けない「日本の宝」を、国の良い意味でのプライドをかけて増やしていって頂きたいのものです。
「子供は国の宝」です。
「日本人の化学分野や技術開発力も国の宝」です。
次回は更に「辛卯」という干支を分析してゆきますよ。
続く・・・