空想マジすか学園
～エピソードサド～ 18話
「はあああああ！！！」
馬路須加女学園 2年
ブラック VS
ラッパッパ 副部長
セリナ
「うぐぅっっ！！！」
「アンタの能力・・・
逆手に取らせてもらった」
「はあ・・・はあ・・・くっ！！」
「・・・
大切なものを守ろうとする力と、
未来（まえ）に進もうとする力・・・
強いのは、
どっちなんだろうな・・・」
「はあ、はあ、
調子に・・・乗るんじゃ・・・
！！！
消えた・・・！！？」
「こっちだ」
「！！
ぐあっっ！！
・・・っのヤロォ！！」
「遅い」
「なっ・・・！？」
「終わりだ！」
「ぐはぁっっっ・・・！！！！」
「はあ、はあ、
その眼・・・
確かに、
私の天敵だった・・・」
「がはっ・・・！
はあ・・・はあ・・・」
「それに、優子さんから
アンタの眼の事を聞いていなければ
この策も、思いつかなかっただろう・・・」
「はあ・・・はあ・・・
ゲホッ！ゲホッ！！
・・・
・・・った気か・・・？」
「？？」
「これで・・・
はあ、はあ、
・・・ぐっ！
勝った気か・・・？
ラッパッパを・・・
ナメんなよ！」
「！！！」
「はあぁ・・・はあぁ・・・
ペッ・・・！」
「まだ・・・立てるのか！？」
「・・・２年坊！
お前らが今日ここにこうして
一大決心して、
ラッパッパに挑んできたように・・・
1年前、
ウチらも同じような気持ちで
ここで先代ラッパッパと闘った・・・
それこそ・・・
死に物狂いでな・・・」
「それは・・・
私達も同じだ！」
「そう、同じだ」
「！？」
「テメェらが、ウチらに負けられないように、
ウチらも
負けるわけにはいかねぇって気持ちは
同じなんだよ！！！」
「！！・・・ぐあっ！
くっ！」
「それからな・・・
テメェは
「この闘いが始まった時から、策にかかってた」
そう言ったな？
・・・そこだ！オラァ！！」
「！！？
ふぐっ・・！がはッ！！
げほっ！げほっ！！」
「テメェこそ、この闘いが始まる前から
大きな勘違いをしている・・・」
「がはっ・・・！
はあ・・・はあ・・・
（何故だ・・・？
私の全力のスピードが、
見切られる・・！）
はあ、はあ・・・
どういう・・・事だ？」
「私が、この眼の能力（ちから）だけで
このラッパッパの副部長になれたとでも
思っているのか・・・？」
「！！！」
「もう一度言う！
ラッパッパを、
ナメんな！」
「ああああああ！！！！」
「うらああああああ！！！」
「ぐはあああっっ！！」
「・・・
はあっ、はあっ・・・
はあ・・・
げふっ！はあ・・・
大したモンだよ・・・
オメェら・・・」
「ゲホッ！！ゲホッ！ゲホッ！！
がはっ・・！はあ・・・はあ・・・
ま、まさか・・・
私のスピードに、
カウンターを合わせられる
人間が・・・いるとはな・・・
ゲホッッ！ゲホッ！！」
「そろそろ・・・か」
「くっ・・！
まだ・・・だ！
！？
な、なんだ！？
足が・・・！！」
「限界、だな・・・」
「はあ、はあ、
くっ・・・！
足がケイレンして
動かない！？」
「闘いが始まってから
その尋常じゃない速さで動き続けたんだ
そろそろ、足に負担がかかって当然だ！
おまけに
今のカウンターでも
足にキただろう？」
「ぐっ・・・！！
くはっ・・・！はあ・・・はあ・・・
くそっ・・・
ゲフッ！ゲホっ！
はあ、はあ・・・
これも・・・
その眼で見抜いていたのか？」
「これは・・・
「勘」、だ・・・
はあ・・・はあ・・・」
「また・・・「勘」、に負けた、か・・・」
「お前の敗因は、
テメェの能力（ちから）を
過信し過ぎたせいだ」
「はあ、はあ・・・
良く・・・覚えとくよ・・・」
「フ・・・」
ガチャ・・・
「！！
セリナ！
お前にしちゃ、時間かかってたな！
はは、副部長様が苦戦でもしたっ・・・て！！？」
「はあ・・・はあ・・・」
「セリナ・・・！」
「セリナ！！？
おい！大丈夫か！？
お前ほどのヤツが、
マジで・・・苦戦・・・したのかよ・・・・」
「悪い・・・麻衣・・・
少し・・・
横にならせてくれ・・・」
「ああ、
ご苦労だったな・・・セリナ
あとは私と、KONANに任せて、
休んでな・・・」
「KONAN・・・
あと、頼んだぞ・・・！」
「・・・
ああ、
安心して休んでな！」
馬路須加女学園 3年
ラッパッパ部長 ラッパッパ3本柱
大島 麻衣 KONAN
「KONAN・・・」
「分かってるよ・・・！
麻衣さん・・・」
「勝ったとはいえ・・・
樹里といい、チューといい・・・
セリナまで
あそこまで追い込まれるとはな・・・」
「私の相手は、ゲキカラか・・・」
「ゲキカラは、
ウチら3年の間でも噂が立つほどだ
簡単に勝てる相手じゃないぞ・・・！」
「渡さねぇ・・・！
この場所は、
絶対に！！」
空想マジすか学園～エピソードサド～12話
空想マジすか学園～エピソードサド～13話
空想マジすか学園～エピソードサド～14話
空想マジすか学園～エピソードサド～15話
空想マジすか学園～エピソードサド～16話
空想マジすか学園～エピソードサド～17話
～エピソードサド～ 18話
「はあああああ！！！」
馬路須加女学園 2年
ブラック VS
ラッパッパ 副部長
セリナ
「うぐぅっっ！！！」
「アンタの能力・・・
逆手に取らせてもらった」
「はあ・・・はあ・・・くっ！！」
「・・・
大切なものを守ろうとする力と、
未来（まえ）に進もうとする力・・・
強いのは、
どっちなんだろうな・・・」
「はあ、はあ、
調子に・・・乗るんじゃ・・・
！！！
消えた・・・！！？」
「こっちだ」
「！！
ぐあっっ！！
・・・っのヤロォ！！」
「遅い」
「なっ・・・！？」
「終わりだ！」
「ぐはぁっっっ・・・！！！！」
「はあ、はあ、
その眼・・・
確かに、
私の天敵だった・・・」
「がはっ・・・！
はあ・・・はあ・・・」
「それに、優子さんから
アンタの眼の事を聞いていなければ
この策も、思いつかなかっただろう・・・」
「はあ・・・はあ・・・
ゲホッ！ゲホッ！！
・・・
・・・った気か・・・？」
「？？」
「これで・・・
はあ、はあ、
・・・ぐっ！
勝った気か・・・？
ラッパッパを・・・
ナメんなよ！」
「！！！」
「はあぁ・・・はあぁ・・・
ペッ・・・！」
「まだ・・・立てるのか！？」
「・・・２年坊！
お前らが今日ここにこうして
一大決心して、
ラッパッパに挑んできたように・・・
1年前、
ウチらも同じような気持ちで
ここで先代ラッパッパと闘った・・・
それこそ・・・
死に物狂いでな・・・」
「それは・・・
私達も同じだ！」
「そう、同じだ」
「！？」
「テメェらが、ウチらに負けられないように、
ウチらも
負けるわけにはいかねぇって気持ちは
同じなんだよ！！！」
「！！・・・ぐあっ！
くっ！」
「それからな・・・
テメェは
「この闘いが始まった時から、策にかかってた」
そう言ったな？
・・・そこだ！オラァ！！」
「！！？
ふぐっ・・！がはッ！！
げほっ！げほっ！！」
「テメェこそ、この闘いが始まる前から
大きな勘違いをしている・・・」
「がはっ・・・！
はあ・・・はあ・・・
（何故だ・・・？
私の全力のスピードが、
見切られる・・！）
はあ、はあ・・・
どういう・・・事だ？」
「私が、この眼の能力（ちから）だけで
このラッパッパの副部長になれたとでも
思っているのか・・・？」
「！！！」
「もう一度言う！
ラッパッパを、
ナメんな！」
「ああああああ！！！！」
「うらああああああ！！！」
「ぐはあああっっ！！」
「・・・
はあっ、はあっ・・・
はあ・・・
げふっ！はあ・・・
大したモンだよ・・・
オメェら・・・」
「ゲホッ！！ゲホッ！ゲホッ！！
がはっ・・！はあ・・・はあ・・・
ま、まさか・・・
私のスピードに、
カウンターを合わせられる
人間が・・・いるとはな・・・
ゲホッッ！ゲホッ！！」
「そろそろ・・・か」
「くっ・・！
まだ・・・だ！
！？
な、なんだ！？
足が・・・！！」
「限界、だな・・・」
「はあ、はあ、
くっ・・・！
足がケイレンして
動かない！？」
「闘いが始まってから
その尋常じゃない速さで動き続けたんだ
そろそろ、足に負担がかかって当然だ！
おまけに
今のカウンターでも
足にキただろう？」
「ぐっ・・・！！
くはっ・・・！はあ・・・はあ・・・
くそっ・・・
ゲフッ！ゲホっ！
はあ、はあ・・・
これも・・・
その眼で見抜いていたのか？」
「これは・・・
「勘」、だ・・・
はあ・・・はあ・・・」
「また・・・「勘」、に負けた、か・・・」
「お前の敗因は、
テメェの能力（ちから）を
過信し過ぎたせいだ」
「はあ、はあ・・・
良く・・・覚えとくよ・・・」
「フ・・・」
ガチャ・・・
「！！
セリナ！
お前にしちゃ、時間かかってたな！
はは、副部長様が苦戦でもしたっ・・・て！！？」
「はあ・・・はあ・・・」
「セリナ・・・！」
「セリナ！！？
おい！大丈夫か！？
お前ほどのヤツが、
マジで・・・苦戦・・・したのかよ・・・・」
「悪い・・・麻衣・・・
少し・・・
横にならせてくれ・・・」
「ああ、
ご苦労だったな・・・セリナ
あとは私と、KONANに任せて、
休んでな・・・」
「KONAN・・・
あと、頼んだぞ・・・！」
「・・・
ああ、
安心して休んでな！」
馬路須加女学園 3年
ラッパッパ部長 ラッパッパ3本柱
大島 麻衣 KONAN
「KONAN・・・」
「分かってるよ・・・！
麻衣さん・・・」
「勝ったとはいえ・・・
樹里といい、チューといい・・・
セリナまで
あそこまで追い込まれるとはな・・・」
「私の相手は、ゲキカラか・・・」
「ゲキカラは、
ウチら3年の間でも噂が立つほどだ
簡単に勝てる相手じゃないぞ・・・！」
「渡さねぇ・・・！
この場所は、
絶対に！！」
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