くろネコのトモロウとロドニー達 -4ページ目

お手紙(2通目)

今日は
雲を描きました。

3ヶ月程描き続けた
真っ青な晴天の絵に

白い絵の具で
雲を描きました。


最初は少しだけ

ここにもちょっと。

あと、ここにも少し。

ここは少しだけ薄めに。


気がつけば、
晴天の絵が
煙にまかれているよう。

3時間程かけて
描いた煙を
溶剤で全部消して
もとの晴天へ。


やっと
お腹がすいてきた。


$くろネコのトモロウとロドニー達-night swimming

ずっと憧れていた人に
逢えるのって
どんな気持ちなんだろう?

やっぱり嬉しいのか?

困惑するだろうか!?


逢えた事がないから
解らないな。

試しに
逢ってみたいな。

最初の2歩(2話)次はちょっと落ちついてみるか?

1回整理してみようか
自分の状況を。

えーと、見た目は…

特に変化無し!

何か学習したか?

うーん、これと言って無いかな!?

でも『やってみなければ解らない』
ってことは解ったかな。

じゃぁ、ガンガンいく!?

いや、あんまり根性はなさそうだね…。

あの人の事はまだ好き?

想いは募るばかりだね。
$くろネコのトモロウとロドニー達-帰ってきた後だけれどもね

だからと言っていくら何でも
なんにも考えずに飛び出したのは
マズかったよね。

そんな状況で、間違ってさ
道の途中にあの人にバッタリ!
なんて事になっても
どうする事も出来ないよね。

ということで、
次の旅に向けての
準備をしてみようか!

最初の2歩(1話)とりあえず戻ってきたさ。

と、言う訳で
ちょっと寄り道もしつつ
お家に帰ってきました。

お父さん
心配していたかな?

…。

ん!?

あ、そうですか。

心配していなってさ!

どこか出掛けてたのか?
だってさ。

そんなもんだね。

$くろネコのトモロウとロドニー達-そういうことで…。

あのときのおばさんの
お子さんは、女の子。

ぼくは男の子。

そりゃ、違うよね。


心配されていない。
という事ではなく
信用されている。
っていうことにして
次にどうするか考えよう!