パパと呼んで!
彼とは以前に、今の病院で救急事務と警備員という関係で仲良くさせてもらってた。
それが転職したと思ったら、結婚、出産とどんどん遠くなっていく…
本当は自分が追い掛けてる夢を諦めるのは、年齢よりも、こうやって周りに焦らせ、今後の生き方を考えさせられる時だなあと、つくづく思う…
ムービーで赤ちゃんを見せてもらった♪
生まれたばかりの赤ちゃんは正直あんま可愛くない… こめんなさい。
でも、そのムービーを構える誰かさんの愛情で、可愛いと言わされる。
おめでとう、パパ~
あ~ 僕もパパって呼ばれたい… 女子高生あたりに♪
早くハゲて金稼がんと!
仮想恋愛2 ~僕達の片想い・1~
☆第一話「僕は何番目?」
「ていうこと、あんまりこういう話はしたくなかったんだけどね」
アイスミルクティの氷をストローで転がしながら彼女が言う。
「う、うん…… あのさあ」
「何?」
頭が真っ白だった……
舞台で緊張する事はほとんどないが、こればかりは何度やっても慣れないものである。
「君のことが好きです。僕と付き合ってください」
ついに彼女に告白をしてしまった! 今の言い方はよかったんじゃない? グッと来たんじゃない? 役者やっててよかった~ うんうん。 カメラ回ってて欲しかった~
「ごめん……」
ノー! フラれた~フラれた~ わ~いわ~い。 カメラ回ってなくてよかった~
「……ていうか話聞いてた?」
話? 話って?
「聞いてた、と思う……」
「ホントに?」
「……」
あ~ 鬼般若が…… 鬼般若が~ キャー!!!!!!
僕は彼女が好き。
彼女は彼が好き。
僕と彼女の唯一の共通点は、恋の一方通行。
つまり僕たちは片想いである。
恋の初心者マークを体中に貼り付けていた時、よく僕はフラれていた。
そして捨て台詞のように「彼氏がいてもいいから僕と付き合って!」などと2番手了解宣言をするというアホなことを口走っていた。
この世の中に何組のカップルがいるのか知らんが「本当に一番好きな人と付き合っていますか?!」 そう意地の悪い言葉を吐きたくなる……
早紀ちゃんの事を好きになったのはいつだったろう?
一目惚れ以外は恋のスタートはなかなかわからないものである「気が付けば彼女が僕の心の真ん中にいた」なんて臭いセリフを吐いてしまう自分がいる。
でもって恋の終わりは意外とハッキリしてる場合が多い…… 今回は「ごめん」と見事にハイキックが延髄に決まってダウンした。尚も倒れた僕に覆いかぶさりマウントポジションで殴り続ける彼女……
「何でやぶくんは人の話をいつも聞かないの! そういう自分中心に物事を……」てな具合に。たった今しがたフッた事も忘れて僕を説教する彼女……
そして「ごめんなさい」とあやまり、彼女は満足げにアイスミルクティを飲み干す。
「おかわり!」と言われ、ドリンクバーに走る僕……
アイスミルクティーを姫に献上する。
すると彼女が「やぶくん大好き!」と先ほどの鬼般若が嘘のようなかわいい笑顔で言う。
「じゃあ僕と」
「それは無理!」
かぶり気味にそれは無理って…… もっと言葉選べばいいのに……っていつも彼女には思う。ハッキリものを言う性格も考えもんだ…… ん? と言うことは、大体が気を使っていい事をいう場合が多いが、「やぶくん大好き!」という言葉は彼女の場合額面通り受け取ってもいいということではないか?
うん、彼女は僕の事が好き! ということにしておこう。
引っかかるのはアイスミルクティを渡した瞬間ということだけだが、この際目を瞑る。
そして最大の問題は何番目かだ。一番でないことはわかっている。ここで上位につけることは今後の展開では一番に躍り出ることも夢ではないということになる。
最低でも3番くらいにはつけたい。でないと僕は良いが彼女がおばさんになってしまう。いやおばさんの彼女が嫌というわけではないが…… これは彼女には内緒だ。
「早紀ちゃん」
「何?」
「何番目」
「は?」
「何番目に好き?」
「……何番でもいいよ」
「ホント! じゃあ2番で! 2番でお願いします!」
呆れ顔の彼女の横で次期総裁の椅子を狙う国会議員のように、満面笑顔を振りまく僕。
ところで彼女は一体僕に何を話していたんだろうか?
~To be continued~
※ この物語は一部を除いてフィクションです。
仮想恋愛2 ~僕達の片想い~
まえがき
この度「仮想恋愛・第2弾」を行うことになりました。
今回の僕のお相手はsakiさんです。
僕のブログを見てくれている方はご存知の方もおられるでしょうが、相互リンクをさせてもらっています。
彼女とは5年ほど前に同じ職場でした。
医療事務の彼女と警備員の僕。
その頃からお互いに引かれ……あうどころか存在さえ知らなかった。
しかし! 運命は2人を再び出会わせたのです!
その一年後、体調を崩し入院した彼女との運命の再会。まさしくここでラブストーリーが! 展開されることもなく無事退院されました(笑)
それ以来仲良くさせていただいているお友達です。
という事で、4年間想い続けたこの気持ちを仮想恋愛という形で叶えてやろうではないかと思い(笑) 今回ご協力願ったわけです。
彼女は僕と違い役者などを目指しているわけでもない一般の方なので、基本的にフィクションの部分が多くなるので、その辺はご了承ください。
といっても前回の「東京からボンジュール」のあべちゃんは跡形もなく架空の人物でしたが……
今回の目玉はsakiさんも書いてくれるということです。
現在決まっているのはタイトルのみ、しかも僕が勝手に書きなぐるので、彼女には多大な迷惑をかけることと思いますが、その辺もゆる~い感じで読んでくれればと思います。
どうなるのかわかりませんが「仮想恋愛2 ~僕たちの片想い~」
どうぞご愛読くださいませ。
book worm10月号を更新しました!
10月は4作品5冊(読み直し2冊)と少なめでした。
「海辺のカフカ 上・下」 村上春樹
「続・嫌われ松子の一生 ゴールデンタイム」 山田宗樹
「葉山海岸通り」 田中康夫
「毒笑小説」 東野圭吾
読み直した2冊というのは「葉山海岸通り」と「毒笑小説」です。
この2冊には特別な思いであります。
書評でも書いているのですが、っていうか書評じゃなくて思い出話っぽくなっちゃってますが、若かりし頃に田中康夫さんは結構読みました。独特の空気感は結構好きでした。
さて、「毒笑小説」の方ですが、 思えば東野圭吾という人に出会った最初の作品。
ただ単に題名に惹かれて手にした作品。
今ではダントツで一番大好きな作家であり、尊敬する人物です。
そう考えると東野さんを読み始めてまだ7年くらいです。
この作品を最初に読んだものだから、ショートショートの作家だと思っていました。
それが本格推理小説から、青春小説、恋愛小説にいたるまで、多岐にわたる作風でたちまち僕の心を虜にしてしまいました。
この一年は東野圭吾という作家で埋め尽くされた一年でした。
そして今でもこの毒笑小説で書かれた、笑いに対する熱意を忘れずに挑戦し続ける東野さんに感動するら覚えます。
ジャムと早夜のおしゃべりクッキング ~黒豚に肉豆腐~
ジャム・早夜「みなさんこんにちは~」
ジャム「黒豚のジャムで~す!」
早夜「ピンクペンギンの早夜ちゃんです!」
ジャム・早夜「ジャムと早夜のおしゃべりクッキング!!!」
ジャム「無事第2回目を迎えました」
早夜「ここでお葉書をご紹介したいと思います」
ジャム「うれしいですねえ」
早夜「『ジャムさん、早夜ちゃんこにゃにゃんこ』 こにゃにゃんこ! 『僕はジャムさんが大好きです!』」
ジャム「あら♪ ありがとうございます」
早夜「『豚の角煮、豚のしょうが焼き、チャーシュー、豚の丸焼きなど好きで好きでたまりません! これからもよだれを垂らしながらジャムさんを応援します!』という 3匹の子豚の狼さんからのお便りでした」
ジャム「・・・・・・」
早夜「さて本日はこの材料を使って料理を作ります」
ジャム「黒豚・・・」
早夜「はい! 鹿児島産・黒豚肉です! 今回はこのためだけにスポンサーもがんばっちゃったみたいですね」
ジャム「・・・・・380円でがんばってるの?」
早夜「予算がない貧乏番組なので・・・」
ジャム「そうね・・・」
早夜「オハヨウからオヤスミまで『雲の上を歩くペンギン』の提供でお送りいたします!」
早夜「さて今日の料理は『黒豚肉豆腐』です」
ジャム「・・・仕事ね。はい! では早速いきましょう! まずは木綿豆腐を水切りします」
ジャム「水切りしないと煮ている時に煮崩れしやすいのと、水が出て味が薄くなる。そして味が染み込みやすいということからです」
早夜「ほ~い、あとはタマネギとスポンサーが大好きなマイタケを入れます」
ジャム「あなたやたらスポンサーに媚びうるわねえ」
早夜「スポンサーですから」
ジャム「はあ・・・ そうね」
早夜「出し汁5 醤油1 味醂1 砂糖いい感じ」
ジャム「いい感じ?」
早夜「最後に味をいい感じで調整してください」
ジャム「いい感じが多すぎない? 料理番組よ」
早夜「いい感じに煮えてきましたよ~」
ジャム「いい感じで無視ね」
ジャム「あ、ここでポイントがあります! 早夜ちゃんわかる?」
早夜「ほ~い! いい感じで煮詰める」
ジャム「いい感じは忘れなさい! 違うでしょ? 煮詰めちゃダメ! 火を止めてしばらく味が染み込むまで置くの」
早夜「なんで~?」
ジャム「まず豆腐が煮崩れしないように、そして肉に火が通り過ぎて硬くならないように」
早夜「なるほど~ だから一番最後にお肉入れたんだ~」
ジャム「そういうこと♪」
ジャム「さあ、味が染み込んだらお皿に盛って出来上がり!」
早夜「おいしそう~」
ジャム「明日は味がもっと染み込んで、もっとおいしいから!」
早夜「いただきま~す! モグモグ、は~やっぱり黒豚おしいなあ」
ジャム「・・・・・」
早夜「ジャムさん黒豚食べます?」
ジャム「早夜ちゃん」
早夜「モグモグ、ふぁい」
ジャム「おいしく食べてあげてね」
早夜「もちろん!」
ジャム・早夜「それでは、またね~」
チョコっと甘い気分が引越ししてきました!
今回よりチョコっと甘い気分が引越ししてきました~
最近歳のせいなのか、毎日チョコレートが食べられなくなってきました・・・
それに加え、おいしいチョコは2度3度と食べたいのですが、チョコっと甘い気分をしているときは、新商品に追われてリピートがなかなか出来ません。
なので、ゆる~い感じでやっていくので、こちらの方へ引越ししてきたと言うわけです。
しばらくは過去のチョコっと甘い気分も残しておくので、よかったら遊びに来てください!
今後ともよろしくお願いいたします(。・ω・)ノ゙
飛ばないプロペラ機
まあ力不足ということだろう。
劇団において役者は羽根やプロペラなどのパーツで演出は操縦士、そして作家はエンジンのようなものだ。
どれが欠けても飛びたつ事は出来ないが、エンジンが動かなければお話にならない。
さて言い訳タイムといきましょう。
書けない理由はいくつかある。
まず、自分で書きたいテイストが固まってしまっているので、書けるものがせばまった事が一番大きな理由。
鼻に付くと思うが、コントコントしたものは書きたくない。そんなのはお笑いの人がやれば良いと思っている。
だってお笑いの人には勝てないから。だからこそのユニットだ。
うちらはちょっとオモロイ役者を目指している。
さらに鼻に付く事を言えば、コントコントしたものは書こうと思えば書ける。と思う。
かなり感じの悪いところで、さて偉そうな事を言ったのでおもろい台本でも書きます。