令和に成っても何も変わらず。ただ今日を活きています。筍買って、旬をゆるり味わって、健康で邁進。
腸内活動は好調極まりなく、体重もゆるり減少。上がり過ぎていたので期待まではもうしばらく必要でしょうけれど、良い感触です。
"水飲み"はただの水です。珈琲や紅茶、お茶も飲みながら、他にただのお水を飲みます。毎日1リットル以上は飲んでいます。
食はさっぱり減らさずでも効果あるので、楽ですよ。カツやらピザやらサンドウイッチやら、グルテンたっぷりの食事をしていますが、一度だけ餃子を食べ過ぎて上がっただけで後は下がるばかりです。
減らなくなる線が有ると思うので、まだまだ様子見ですが、1週間で1.5kg減ったのは、良い感じ...かな?
ツツジが最盛期。
最近、残念なことが。
トリバゴのCMでナタリー・エモンズが起用されているものがあまり流れなくなりました。
彼女のファッショナブルなセンスが好きで、更にちょっと不器用そうな感じが堪らなかったのに...ちょっともちっとした感じも親近感を...
しかし。imdbに彼女のページが有ったことにちょっとびっくり。アメリカでの女優経験がなく日本で女優していることにもびっくり。
でも日本のドラマは観ないしなあ...「トリバゴ♥」がいいの。
私的悲劇でした。:p
ゴールデンウィークのせいか、最近、タイ回帰の気持ちが溢れてしまっている、この頃。
素敵な映画を観てしまいました。
...NetFlixの「連休は家でテレビ観る」...なんて不健康なCMを半分、体現しております。(*T^T)。
「SPL、狼たちの処刑台」
妻を亡くし、一人娘を必死で育てた刑事の父リー。しかし娘ウィンチーが未成年なのに妊娠した事を知り、彼氏を逮捕、娘には堕胎を強要してしまう。その後、ウィンチーは傷心を抱え、友人の居るタイへ。そこで行方不明に成ってしまう。
リーは一路タイへ。しかし手掛かりは全く無い。
現地警官チュイと捜査に勤しむが有力な手掛かりは掴めなかった。そんな時、ひとりの娼婦が声を掛けてくる。
「娘さんを見た。犯人は...」
この作品は「SPL」シリーズ第三段で、一作目はドニー・イェンさんとサモ・ハンによるサスペンスらしいです。観れていないの(*^^*ゞデス。第二作目は以前紹介した「ドラゴン×マッハ」で、主演のウー・ジンに加えタイの至宝トニー・ジャーが参加し、いえ、参加を越えて主演級で活躍した臓器売買に絡むハイテンションアクションでした。衝撃的なアクションの連続で、トニー・ジャーの肉弾ムエタイ格闘技と香港の縦横無尽なアクションが絡み合って素晴らしい作品に仕上がりました。
そして迎えた第三作。今作はサスペンス。やはり臓器売買に纏わる内容です。
前作もそうでしたが、臓器売買と聞くと猟奇性に敬遠し勝ちですが、前作はアクション、今作はサスペンスとして見応えのある作品と成っていて、陰湿な雰囲気はそうありません。
今作では主演にルイス・クーが起用されました。
彼、カッコいいんです。渋いオヤジで、ちょっと表情堅く、その内側に秘めた感情をじわ~っと滲み出してくる素敵なお方です。多くそれは"正義観"でしたが、今作では"後悔"と"怒り"そして"正義観"が複雑に絡みながら、彼の行動選択や執着を演じきっています。
そして共演にはウー・ユエ。
そしてトニー・ジャー。
トニーは今回は控えめ登場なのですが、見せ場ではやっぱり衝撃的に凄い!彼の体全部で相手に飛び掛かり、肘と膝で叩き付け、身を翻しながら舞い跳ぶ姿は、まるでダンスのよう。彼の登場シーンは短いけれど、口を閉じるのさえ忘れてしまうくらい凄い!零れる言葉は「凄い!凄い!」だけ。彼、大好きです。(* ゚∀゚)ノシ☆
しかし驚きなのはウー・ユエのアクション。見た目、平凡なオヤジなのに闘いとなればトニー級。跳ねて、翻り、走る走る、また走る。圧巻でした。
更にルイス・クーも負けてない。おじ様、頑張ります。
更に更にとまた敵側も上を行くアクションで立ち向かってきます。
とは言え、やはり今作のメインテーマは"悔やみ"。前作に比べてじっくりじっとりと描かれます。ルイス・クーですから、深く、複雑に、密度濃い感情のドラマが堪能出来るでしょう。
正しい...これくらいのこと...乗り越えられること...
それは人によっては心を潰し、人によっては乗り越える。しかし故に、しなくても良いことをしてしまうかもしれない。あの事がなければ、娘は傷心旅行をしなくて良かった。あの事がなければ、町外れの海岸をひとりで歩かなかったかもしれない。
だから何?でも残された者は悔やむ。
堪えられない感情を抱え、タイの町をさ迷うリーの姿は、悲哀しかない。それを受け取ってしまった刑事のチュイは、出産を控えた妻を傍らに、遣りきれない気持ちを人一倍抱え込むことになる。トニー・ジャー扮するタクも共感か透視か、リーに纏わる物事をビジョンのように体感する。娼婦も客の暴力や社会の息苦しさの中、笑顔の裏で心痛めている。
そうして連鎖反応のように人々がひとつの誘拐事件に執着していく。
終盤は切なく、たくさんの嘆きと溜め息に溢れた展開ですが、きちんと紡がれた物語は、今回の悲劇に絡んだ糸を最後まで辿り、解き、新たに生みだしてしまった"悪"までも、終わります...
エンドロールがしっとりとした歌で、また良いんです。最後までしっかり味わってしまいました。
娘役のハンナ・チャンも可愛らしく透明感が有り、素敵です。男むさい話の中で、壊れそうなくらいの脆さと危うさを体現するには充分すぎました。
思い出しては胸が濡れてしまうほどの後味を残しました...
クライマックスは鉈を使ったちょっと痛々しい死闘に成るので、そう言う要素が嫌いな方はご注意あれ。
ついでにタイの風景が私的には非常に嬉しく、市場やらホテルやら、見てきたまんまのタイの姿に浮き浮きしちゃいました。「フォロイング」以来です♪
そう言えば近々、プレイステーション4で「ホーム・スウィート・ホーム」と言う作品が発売されます。
なんとタイ製ゲームなんです。
じわりじっとりとしたタイの風土観たっぷりのホラー・ゲームなんだそうです。
オープンワールド好きな私としては、ただのアドベンチャーゲームには物足りなさを感じてしまうでしょうけれど、楽しみです。
☆嬉しか話。
「アトミック・ブロンド」等で有名な女優のシャーリズ・セロン。彼女の7歳の息子さんジャクソン君はトランスジェンダーなんだそうです。
だからジャクソンちゃん。
3歳の時「僕は男の子じゃない」と言ったのを始まりに、4年を経て、シャーリズはジャクソンちゃんの生き方を公表したとのこと。
シャーリズの思いには、
「彼女達はこの世に生まれて、成長の過程で自分自身を見つける。そして、彼女達が誰に成りたいかは私が決めることじゃない。親として出来ることはありのままの彼女達を愛して、彼女達が成りたいものに成れるようにサポートしてあげること」
と言うものが有り、だからこそ彼女はジャクソンちゃんの事をこう語る。
「今は美しい娘が2人いるってこと。私は2人のことを守りたいし、幸せになってほしい。全ての親が自分の子供に願うようにね」
ミーガン・フォックスに続く、トランスジェンダーと言うかたちに理想的な向き合いかたを示してくれました。二人とも、私の焦がれ人。アリシア、アデル...みんなやっぱり素敵です。
よく「トランスジェンダーの生き方は趣味みたいなもの」と言う方がいらっしゃいますが、ちょっと違うように思います。先ず、トランスジェンダーとして生きることを選ぶのは結構、大変なことです。そしてやっぱり人と触れあうことの中でとても重大で難しい問題だと思います。
生きること。子を育むことを捨てること。その二つの間に親や親との間の自分、そして周囲のたくさんの人との関係に悩みながら決断する事ですから。
本人が悩むこと。"私の為"より"あなたとの為"に悩むのです。トランスジェンダーはトイレやら社会のかたちに愚痴らない。トランスジェンダーは"あなたとの繋がり"を失いたくないから悩むのです。
私、ここでジェンダーを「君」と「ちゃん」で分けました。分かりやすいように表現したつもりですが、これ、差別らしいです。
息苦しい禁止の未来。私は反対です。