幸せな不幸者による今日 | まりのブログ

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性同一性障害者の私が、思いのままに生きるために頑張って生きてます。
性別適合手術をしてから2年になりました。
私はトランスジェンダーとして誇りを持って生きてます

実はこの書き込みをアップしようと思ったのは、5月の20日頃でした。
ですが、ちょっと気を落としてしまい、アップを躊躇ってしまいました。
実は、私が大手のマーケットでレジを済ませていると、店員さんが私に笑顔で対応してくれていました。とても気持ちが良かったので私も同様に笑顔を返していました。
すると店員さん「髪が伸びましたね」と言うので、私はちょっと驚きながらも「はい、そうなんです」と答えました。その時の私はちょっと浮かれぎみ。だって、すっごく嬉しかったから。
でも、とても朗らかで暖かいひとコマのようでしたが、何と無く違和感が残りました。
私は清算を終えて買ったものを袋に詰め始めました。
すると、私の次のお客さんが店員さんに「今の自分が言われたと思ったんじゃない?」「...ねえ」「私の髪の事でしょ、ありがとうね」そう言葉を交わし、けたけたと笑っていました。

私、こう言う事、あまり気にしないんですが、なんか疎外されたような気がして、浮かれた自分に自己嫌悪に似た感情を抱いてしまいました。
ω<)☆
たいした話では無いのです。えへ。
「はっ、もしやこれが女の洗礼?私が美しすぎたから嫉妬したのね♥」
と、こんな感じが地の私です。(^∀^;)...


ここからはほぼ、アップしようと思った時点のままです。


なかなか思うようには捗っていないコスプレですが、先日、世界的に有名な"World Cosplay"なるコスプレ・コミュニティ・サイトに写真をアップしました。
反転しちゃっていたり、照明も悪いし、自撮りなので構図も最悪でした。
それでも、私にとっての大きな1歩、飛躍です。
...と、まあ、なんて事もなく、やっぱりコスプレはイベントで空気を味わいながら楽しむものなのかなあ...と失笑ぎみに悶えていると、スマホにコールが。それは、私のコスプレ写真に誰かが「好き!」と表現してくれたと言うものでした。
そりゃあもう、浮かれました♪あんな無惨なイベントを経験した私が、世界の誰かに好感を持たれたのですもの。
しかし、それで終わりません。それから瞬く間に「好き」は増え、アメリカ、中国、韓国...読めないアカウント名も含めた18人が「好き」してくれました。
もう少し、なんて欲をかいたりもしましたが、なにせ"人気"と称されていたフォトを見たら「好き」2人とか、良くて12人。
なんとまあ...少しだけ...いえ、結構な力を貰いました。
改めて。どれだけイベントで挫けようとも、コスプレは止めないぞ!と心に誓いました。私は性同一性障害のせいで、諦め過ぎました。もう、諦める人生は懲り懲りです。
挫け人生、幾年月、ささやかにもお声を頂いて、元気100倍、明るく楽しく生きてます♪


体の調子も良いしね~。
髪も随分と伸びて、女の彩りを深めてくれています。しかし、その髪、頻繁に鼻の穴や口に飛び込んできます。
あれ、痛ったいの。鼻の奥に突き刺さったかと思うくらいで...
虚しい。

そんな髪ですが、私、大好きです。毛先くたくただけど心底、愛してます。溺愛し過ぎて頻繁に匂いを嗅いじゃったりしてます。:p
今日は近所のスーパーの店員さんが髪を誉めてくれて、すっごく嬉しかった。...でも、店員さん、私を知っていたのね。まさか、近所では思った以上に有名人?!恥ずかしい事は出来ません。


はい。起きたてのブス子です。
私って多くのトランスジェンダーの方々となんか違うのよね。
ネットやTVでお見かけするトランスジェンダーさんは、やたらと可愛いタイプか色気たっぷりなタイプばかりなんだけれど、私はどちらでもない。可愛かないし色香も無い。:p
何処なんだろう...何処をどう意識すれば、もう少し女らしく成るかなあ?
結構、人って意識や努力で変わると思うんだ。誰もが「悪くは成る」と思っているよね。辛いことや悲観を抱えていると悪くなると思っているでしょ?なら反対も当然有ります。
出来る事を片っ端から挑んで、続けて、そうしていたら、その時に携えた希望や期待が私達を美しくするんだよ。
1年半前の私なんて雑草の根っこくらいだった。今はペンペン草くらいには成っているでしょ?:p
やっぱり何より笑顔だよね。
暇があれば笑おう、辛いなら泣きながら笑おう。私は自転車に乗りながらにこにこ笑っている変なおばちゃんです。でも、笑顔だと、みんな話し掛けてきたりします。井戸端会議も楽しいんだ♪
こうして人生が楽しくなって、また私は美しさの欠片を手に入れるのだ。7つ集まったら「美しくなあれ」ってお願いするの。:p
で。
最近はウエストがひとサイズ小さいジーンズを履いています。こう言うと何らかの"裏技"のように聞こえますが、真実は太ってキツくなっただけ。:p
だって1年半前から8キロは女肉付いたんだもん。至福のお肉なんだけど、空しさもたっぷり背負っています。
小さいジーンズを履いていると、ウエストがずっと締められた状態になるので、日々、背筋がぴんとします。それに、なんとウエストが細くなります。まだ計ってはいませんが、確実に腰骨の上が凹んでいます。やった。
コルセット効果ですよね。本当のコルセットを買ってみようかなと、思案してしまいます。
...でもね、腰が痛くなりました。人によってはぎっくり腰になるかもしれません...
(*ノ´∀`*)ノ


先日、隣人なのにあまり親しさを築けていない方に、満々女の子状態で顔を合わせました。
隣人さん、頭は下げたものの、ぽかあんと口を開けたままでした。
前回書いた従兄も似たような反応だったので、みんなそうなんだなあ、と、陰で笑っちゃいました。ごめんなさあい
でもこれで、私の隣人達はみんな、私の変貌を知ったかと思います。
多かれ少かれ不安がありましたが、やっぱり、なんて事は無いですね。思ったより偏見らしきものを感じないし、遠慮する事が無くなったので生活し易くなりました。:p
そんな中、私にとっての事件が有りました。
うちの通りの奥手に、とある年配の女性が住んで居ます。彼女とは出掛けざまによく顔を合わせる機会が有り、毎度、挨拶をし合うのですが、その女性、シャイなのか、伏し目がちに挨拶をくれます。
とても品が有って美しく素敵な奥さまなので、もしかしたら育ちが良くて、私みたいな"オカマ"か"女装趣味"は驚異なんだったりして...なんて臆したりして、ちょっとため息混じりの日々でした。
先日のこと、いつものように出掛けざまに向かいから彼女がやって来るのが見えまして、私、いつもの様に満面笑顔で「おはようございます」と投げ掛けました。すると彼女、はっとしたように顔を上げ、まるで初めて私の有り様に気付いたかのように、「あ~ら♪」とばかりに目を見開き、口を開き、そのままにこ~っと笑って「おはよう」と言ってくれました。
その時の私はピンクのトップスに髪は纏めずアニメ「キャッツアイ」の泪姉(分かる?)みたいでした。
私は、彼女に満面の笑顔を貰えて、心に溢れんばかりの、言い様の無い感情が満ちてきて、泣いてしまいそうになりました。
誰にも"この人は"と、"ぜひにも受け入れて欲しい人"が居るかと思います。彼女は、名前も知らないけれど、そんな特別なひとりだったのです。
本当に綺麗で素敵な人なんです。いつも優しげで、質素で歩き方もしなやかで美しい。言葉遣いや声そのものも流れるようで、私の"あんな女性になりたい"と言う像に、限り無く近い人と思います。
いかにもな世に言うならば、"変態"と化した私に、臆する事無く微笑んでくれるなんて、これが嬉しくなくて何なのか。
もう、感動です。

誇れる"女"にならなくては。あの人に「残念」と言われない素敵な私にならなくては。
こう言う理想を持ち続ける事が私をより"女"に近付けていくと信じています。
良い女にならないとね。素敵だよって言われたいものね♪

☆そして今日、6月1日。日が落ちる少し前、私は家の前に佇んでいた黒猫を撫で撫でしていました。すると背後に人の気配がしたので、髪をかき揚げ、顔を上げると、そこにはその彼女がいました。
「こんにちは」と言うと、私の顔を見て、にこっと微笑んで「こんにちは」と言ってくれました。
一緒にいた娘さんは不思議なものを見たような顔をしていましたけれど...
∇<;)☆


トランスジェンダーに、ちょっと朗報?
医学的常識として、女性は脳血栓を起こし辛いのだそうです。それは女性ホルモンによるもので、相当、顕著に違いがあるそうなんです。
...と、言うことは...女性ホルモンを服用している私達、性同一性障害を抱えるトランスジェンダーは、脳血栓になり辛いのでは?と思わざるを得ません。
噂やネットでの情報通り、血液(血管?)に何らかの影響が有るのは確かです。男性器がちょん切れそうになったし、むくみもすごいし。
でも多汗症の改善に、しもやけにならなくなるなどの血液関連の改善も見られます。
う~ん...誰か真相を明かして欲しい。