先月から色々と書きたい事が有ったのに色々と立て続けに有りまして、ぐったり疲れてしまい、今、ようやく、気力を取り戻しました。
良いこと悪いこと、それが入り混じって人生、そして私ここに在りきです。
挫ける時は挫けて、泣きたい時は泣いて、喜びは素直に喜んで、愛したい時は愛し尽くして。明日は笑顔で過ごしましょう。
今月5日もしくは6日(忘れちゃった)に、私、女性ホルモン錠の服用を始めてから14ヶ月を遂げました。
常々、気にしている、ネットで話題の「女性ホルモンの力で遺伝子男が14ヶ月で女としか思えない体付きに」を私自身も体現する、その日に到達しました。
楽しみにしていたこの日ですが、どうでしょう…
時々「あれ?」と言った表情を頂く事は有りますが、殆ど違和感無く女として生活出来ているかなあ。最近はレディースの靴を履いて外出しています。そっ。ヒールです。
結構なハイヒールも手に入れました❤ただ、ハイヒールって重力で足が前に落ちて行くので、指先が結構辛いです。長く歩く日に履くものでは有りません、コスプレ用にするつもりです。
こうして性別不明な赤い布靴を含めると5足になりました。毎日、買い物にもローヒールで出かけています。慣れていないせいなのか、がぽんがぽんと音を立てて歩いてしまっています。ただ、気をつけて歩くせいで足の指をしっかり使って歩いているので、健康には良さそうですね。それに私、よく躓いていたのですが、全く躓かなく成りました。足の筋肉もしっかり使って歩いているので、O脚が治るかも…とささやかな期待もしています。
これで骨格と股間以外は私も「女」ですね。:p
近々、また写真をアップしたいと思います。
去る10月31日。私、ハロウィンに参じました。
そう。すっごく楽しみにしていた全国的コスプレ解禁デー(?)です。
私は、アニメ「ギルティクラウン」の学生服を鞄に詰め、ウィッグは自分の髪を利用して、「篠宮」と言う脚が自由に使えない女の子を模すつもりでした。母に手伝ってもらってポニーテールを形作り、チェックのミニスカとジャケットを羽織っていかにも女子高生の出で立ちで、秋葉原へレッツゴー!
さて。折角なのでハロウィンの東京を満喫しようと日暮里から歩きましょう♪
日暮里はお店がそこそこハロウィンオレンジしていました。良い感じです。でも、道を歩く人々は普段通り。
ルンルン気分で上野に到着。う~ん…時間のせい?ハロウィンは何処?まあ、目的は秋葉原ですからね。コスプレの本場ですから…
しかし、期待を胸に辿り着いた秋葉原で、私はあまりのショックに地に伏したのでありました。
誰もコスプレしてない。メイド喫茶の勧誘くらいです。
わたしゃ、一日かけて必死で探したよ。もの凄い人の数だったのに、ぐだぐだのルパン三世ひとりとコルセット衣装の外国の女性、そして女装コスプレしていた男性ひとり。それだけ。
猫耳を付けたりカボチャのショールっぽいものをかけていた子は居ましたけれど、あまりにハロウィンの気配に欠いた、悲惨な状態でした。
ハロウィンは何処ぉ~?
何度も着ちゃおうかなと思ったのですが、一年ほど前、コスプレを思案していた頃に、秋葉原などの街でコスプレするのはNGと聞いていたので、いけないのかもしれないので、悲しいかな衣装を着られませんでした。
結局、女子高生コスプレした感じで、絶対領域を見せびらかしてきました。でも、その時間はとても楽くて、たっぷり満喫してきちゃいました。:p
ここまで大胆に、そして本格的に女性らしい格好で時間を過ごした事も珍しいので、私の中の何かが解き放たれたように今の私は無敵です。なんだって着られるし、なんだって出来てしまいそうです。良い経験に成りました。
そこで早速、アニメ「K」のキャラ、ネコのコスプレ衣装を注文。そして到着しました。
すっごく可愛いガーリーなドレスで、素敵でした。ただ、サイズは丁度良いのに、胸周りが私の貧弱な胸ではあまりに足らず、生地が10cmくらい余ってしまいました。胸を盛るか、生地を詰めるか…思案の為所です。
残念なのは、キャラが「ネコ(猫)」なので首輪が付いていたのですが、それが見本と全く違うものだった事です。
中国の工場製作なので、こう言う事は多々有るらしいのですが、まあ、使えない酷さでした。質問すると「見本はあくまで見本なので」と言われて終わり。嘆きを通り過ぎて失笑です。
これからもっともっとコスプレをして、写真を纏められるくらいに成りたいです。欲しい人は居ないでしょうけれど…
アニメ「トップをねらえ2」のノノちゃんコスプレは勿論、アニメ「ガルフォース」のキャティ・ネビュラートとルフィ、「クラッシャージョウ」のアルフィン、「メガゾーン23」のイヴを模したい、と、コアなオタクっぷりを披露して、コスプレイヤー街道まっしぐらです。
まあ私に一番似合うのはパタリロかスパンクです。えへへ、分からないよね。:p
ふと。
先程、漫画「青い花」の第六巻を読み直していてふみちゃんの裸を見たあーちゃんが「ふみちゃん綺麗だから見惚れちゃったの」と言うシーンで読み進められなくなってしまいました。
最近、自分のおブスさ加減にゲンナリする事が有ったので、ちょっと私の小さい心がきゅっと声に成らない悲鳴をあげてしまいました。
街中で硝子や鏡に映る自分を見た時、どきっとしません?私どれだけおブスなのかしら?って。
私も、誰かに見惚れられたり、想われたり、優しくされたり、愛されたり…
いつか、そんな経験が出来るでしょうか…?
秋です。
心切なくなる季節です。
泣こう。涙の数だけ人は深みを増すのです。
私はどれだけ深い人間に成っているでしょうか?1キロメートルくらい?
その千倍以上笑ってますなあ。:p
でもね、この世は無数の悲しみと恐怖に溢れています。
先日、母が事故に遭いました。母が自転車で自転車走行可能の歩道を走っていると、駐車場から出て来た車に轢かれました。
運良く軽傷でしたが、頭と胸を打ったようなので心配です。
私、母からの電話が入った時、雑音しか聞こえなかったので切ってしまいました。
でも、特殊能力か虫の知らせか「母が事故にあった」と察知し、即時母の帰り道を逆送、途中、道端に警官が居たので「すみません事故ですか?母かもしれないと思うのですが」と聞いてみました。するとその警官は私の母の名前を言ったのです。
これ、本当に有った事です。今でこそ笑い話にしていますが、正直、超能力の域としか思えない実話です。
でも。母が事故に巻き込まれたと知った時には背筋がぞっとしました。少なくとも母は、私のまごう事無い唯一の理解者だから。
人生は思わぬ時に容易く終わるのだと実感させられます。
悔やむくらいなら行動して悔やみなさい、と在り来たりな言い分は、私の経験上、真実です。ただ、「しなかった日々」も私にはとても大切な日々です。いじめられていた日々も、人にしてしまった何がしかの行為も、全て私の礎です。
そうして得た私の答えは、一番大切なものはやっぱり「愛」です。愛に勝る真理は無いと思います。
もし母が「譲ってくれるかも」と思うのでは無く「譲ろう」と思っていたら、事故になんて遭わなかったと思います。
愛と労わりで、自分が十秒だけ待ってあげれば、誰も傷付く事なんてなかったのです。
歩くのが遅い人の後ろで今にも追い抜こうとすれば、その歩く人が後ろを気にして転んでしまうかもしれません。ですから、距離を持って後を行き、叶うなら道を変えたりすれば誰も怪我をしません。追い抜く時に驚かれて睨まれたりしたら、心悲しいのは私達です。それにそんな誤解で不愉快な気持ちにさせてしまった事にこそ悲しみを感じてなりません。
気遣いや心遣いこそ、争いを生まず、みんなが穏やかに生きられるものだと信じています。
母よ、早く気付いて。
…と書いた矢先、私、自転車で車道の歩道寄りを走行していました。そして歩道を歩いていた男性を追い抜いた時、きっと驚かれたのでしょうね、その男性、私に酷い言葉を浴びせました。それも止めないのです。それは他の歩行者が驚いて動揺するぐらい酷いものでした。
だから私、自転車を止めてこう言いました。「ねえ、そんなじゃ、綺麗な女の人に好かれないわよ」って。
すると男性、ぴたりと口を閉じてくれました。私は全力笑顔を残して立ち去りました。
ここに愛が有ったか…私も少し反省をしようかと思いますが、なんかほんのりあったかいでしょ?
ひひひ、自己満足。:p
罵りは要りません。眉間の皺も要りません。幸せの笑い声と、口角を上げて出る豊麗線だけで充分です。
トランスジェンダーの強みは「不完全」を身に染みて知っている事です。人のコンプレックスや悲しみや怒りを理解できる事です。そして優しさや労わりの有り難さを、ものすごおく知っている事です。
よくオカマやニューハーフは「女の気持ちが分かる」と女性達に囃される事が有りますが、正確には「人の心を受け入れる許容が広い」と言う事でしょう。
その点を間違えて欲しくないです。上記の理由から、いじめや孤独を知る者は人の気持ちを受け入れられる許容が多くなる可能性があると思います。逆に狭くなる人もいますが…
みんな何らかの辛い経験が有る筈です。その辛さを怒りや恨みに変えて何かを為した時、スッキリしたかもね。でも、曲げる事無く貫き続けた愛や労わりの方が、達成感は素晴らしいものです。
話が無茶苦茶になってしまいましたが、母の事故を受けて、私は自分が信じ続けてきたものがやっぱり正しいものだったと思い知りました。私はしたい事を諦めません。愛は全力で表現します。1万の罵りに挫けず、1の思わぬ幸せに人生全部かけて喜びます。
些細な事ですが、道などで少しでも私に気を遣ってくれた人に私は笑顔を送ります。結構、たくさんの人が笑顔を返してくれます。
それってすっごく嬉しいことなんです。きっと嬉しいと思っていてくれると信じています。
そんなこんなで。
母の手助けとばかりに私は実家に滞在しました。
するとここぞとばかりに母に良い所を見せようとする父が、私の行動を仕切り始めました。そして私が父の間違いを指摘するものだから、父は私を無視。
そのストレスたるや、私の天性の絶好調を粉砕し、私は倒れてしまいました。
せめて事故処理が終るまではと私は必死で堪えましたが、帰宅後、ばたんきゅー。
あげく、女性ホルモンの影響なのか、全身の倦怠感が圧し掛かり、更に乳と睾丸が重くて、まあ、何事も手がつきません。
そうして瞬く間に日々が過ぎ、気付けば11月11日。
倒れる前はバストサイズが93cm-82cmだったのですが、今日は93cm-80cm。痩せても乳は無くなりませんでした❤
こんな小さな喜びに疲れを忘れ、容易く元気を取り戻すお馬鹿な私なのでした。
…こんなですが、今日も私、生きてます♪
そーれから。
私、初めてヤフオクなるものに挑戦しました。「即決」でウィッグは購入していたのですが、今回は「入札」です。
でも、これ、誰かを蹴落として物を手に入れるみたいで、なんか胸の奥がぞわぞわしました。
私には合わないとつくづく思いました。
心弱いわ、私。
ハロウィーンの日、秋葉原でアニメ「海月姫」Blu-rayディスクの第一巻、クラゲのクララの人形付き、と、いくつか買い物して来ちゃいました。
「海月姫」は何しろ、女装子、蔵之介が居るので、私にはちょっとしたバイブルなのです。
堂々としたトランスジェンダーは何より素敵です。背中丸めて仏頂面で、不満そうな顔をして歩く女の子なんかに決して負けません。
でも、と言う事は、もし明るく朗らかに堂々としていたら、私達は女の子には到底敵わないのです。
女の子よ、貴女の「女」を無駄にしちゃいかんぜよ。
それは私達にとって永遠に手に入らない、羨ましいものなんだからね。:p
いつも以上の乱文失礼しました: ( ;゙゚`ω゚‘) :