あっと言う間に4ヶ月。私の体もますます女性的に成って…と毎度言っていますが、気付けば更に更にと目で見て分かるように変化しています。
顔にはお肉が付いて若干ぷりぷり。気付けば僅かに影が有った頬のコケは全く無くなっています。
胸はそんなに大きく成っていないけれど、母が気付くほど胸が膨らみを帯びているのは確か。今まではそれなりに胸を実感していても服を脱ぐと「男の筋肉じゃん」と言うしかなかったけれど、今は「有る」って言えるくらいまで形作られています。横から見ると、ちゃんとカップの形をしています。うふふ、嬉しい…
近々、サイズを測ってみましょう。ヾ(@^▽^@)ノ
それにしても昨晩から、胸が無性にうずいて辛いです。特に左胸がひどくて、だるくなる一歩手前。
こう言う感覚は男性器や睾丸に起こっているものと同じなのだと思いますが、やはり体の中で起こっている事なので、ちょっと不安ですね。
腰は激しく肥大を続け、ズボンがきつくなって来ました。無理矢理入れて出掛けちゃっていますが、時々、裂けていないかチェックしないと不安です…
先日、ブティックでタイトなスカートを試着していた所、お尻がつんと突き出てしまって、上に物が置けそうでした。お尻フェチの人なら釘付けでしょう。:p
それに下着のゴム下に肉がぷるんと出ちゃってます…太もも太いからかな~Σ(゜Д゜ノ)ノ
私には「華奢」などと言う言葉は存在しません。:p
体力は確実に失せましたが、寒さ耐性と持久力が増しました。寒さ耐性は特に特化していて、この寒空の下で短パンで散歩が出来ます。頭と首か肩を程好く温めておけば、下着でも歩けます。多分…
でも、その割りに手や足先が冷え易くなったかもしれません。女性に冷え性が多いのはやはりホルモンのせいかもしれないですね。
睾丸は今まで以上にちっちゃくなりました…ついでに男性器もちっちゃくなりました。勃起しませんからね~。ですので根本から小さく成っちゃったかはよく分かりません。
でも小さくなった男性器とは言え、要らないものがそこに有るのは確かで、ブティックで試着していると股間が膨らんでしまって断念する事が多いです。非常に悲しい現実です…
勃起しないので、股の間に持って行けば無いかのように誤魔化せますが、あまりの哀れさに尊厳が傷付きます…(T▽T)
それから声なのですが、声質はさっぱり変わらず、喉が弱いので、出掛けた際なんかには頻繁にしゃっかれ声にも成っちゃいます。しかし、最近、歌を歌っていると少し高めのキーの歌が歌えています。極端に変わった訳ではないのですが、相当に狭かった私の歌い幅が広がったのは確かです。
実感として、体の境界線を越えた感じがします。体の中に流れるものの色みが変わったような気分です。それはとても清々しく、体が軽くなったみたいです。胸だけは重く成りましたけどね❤ちっちゃいけど、走ると揺れるのが分かります。:p
4ヶ月から5ヶ月への壁は「体の中の男性との決別」と言えるかもしれません。
新年、自分にご褒美としてキュロットスカートを5着、ミニスカートを1着買いました。
自分のスカートを持つのは初めてです。ついに禁断の域に突入です。
昨年末の短パンだけでも事件なのに、キュロットスカートがまた事件、スカートだなんて!ここまで来ると私は止まりません。
今後が恐ろしい…
ただ試着して諦めたキュロットスカートが1着有りました。手にした時はすっごく気に入ったのですが、履いてもぴったりで感触は文句無し…ですが、股間が引き立てられてしまって大変でした。まるで股間カバーをしているみたいでなんてカッコ悪い。
そうして断念したのでした…
キュロットスカートの1着は肩掛けのベルトが付いていて、それがまたなんとも可愛い。サイズSだったのですが、何故か入ったし、すっごい気に入っちゃって、手放せませんでした。帰宅して着てみたら、肩掛けベルトがちょっと短かったかな…
もう2着目のサーモンピンクのキュロットはあまりにサイズぴったりだったから。それに安かったので。
3着目のグレーのキュロットもサイズが合い、安かったので。
4着目の紫系のキュロットは、ポリエステルですがニットっぽい装丁で、すごく手触りが良かったので惚れました。
5着目は全体がグレーのフリルで埋め尽くされたようなキュロットで花びらのようです。そう言うの、スカートで欲しかったのですが、あまりにキュートなので返せなくなりました。これもサイズSなのですが入っちゃいました。私の大きなお尻だと、後ろのフリルがふわっと広がるのですっごく可愛いです。♪(*´▽`*)
そしてニット系チェックのスカートはブティックに入った時から気に成っていて、最後に奪い取るように籠に入れ、たたっと試着室へ。すっごいお似合いだったので即買いです。
私、スカート似合うなあ…なんて思い込みしちゃっています。キュロットを買ったのは、ある意味、私の誤魔化し心情でした。本当はスカート履きたいけれど、さすがにそこまでは…って尻込みしていたんです。
…私は意気地なしです。街の目が気になって、つい自分がどう見られているのかなって気に成ってしまいます。
でも、頭ん中が軽いので、直ぐに忘れます。なので次から買うのはスカートにします。うう~、翻して街を闊歩してみたい~!!
ふふふ、3月の千葉コミではどれかを履いて行きます。もっと増えてて違うものを履くかもしれませんけど。
日々、財布が寂しくなります…
店員さんの暖かい(?)微笑みがちょっと私の頬を赤らめます。でも、やっぱり思いのままに欲しい服を買って着られる幸せ、最高です。
ファッションに関して、これから暖かくなると共に、一段と解放されて行く事でしょう。母はちょっと抵抗有るようですが、私の人生です。文句は言わせません。う~、デートしたい。:p
こうしてまた、私の中の女でないものひとつ、また捨てました。
それから、今年はちょっと野心を持とうかと思います。
それはコミケで中途半端な女装コスプレしている人達を「もっと麗しく変貌させよう」大作戦です。どうも、あの冬コミでの男むんむんの女装コスプレイヤー達へのガッカリ感が忘れられないのです。
あれは女性ものの下着を履いていませんな。下着のハードルは大きく、それを換装すると確実に意識が変わります。でもネットで買える時代だから、しゃらっと履いているのかもしれませんね。そう、やはり店頭で買わなくちゃ駄目なのかもしれません。その恥ずかしさと戦った達成感や経験値が心の深部に有る男を殺すんだわ、きっと。
買うのが恥ずかしかったら、オカマぶっちゃえば良いのですよ。無理な事は必要有りません。柔らかい言葉遣いと柔らかい物腰、そして笑顔でバッチリです。
世の中には私が足元にも及ばないほどの可愛い女装子や男の娘やトランスジェンダーが居るから、私なんて誰もあてにしないかもしれない。でも、私だって何かが出来る筈。もう女装を気持ち悪いなんて言わせないんだ。
性同一性障害に対するイメージも変えたいですね。
悩みは尽きない「性同一性障害と共に生きる」と言う日々では有りますが、悩みなんて全ての人が抱えている事です。私はその「悩み」を武器にして他者にものを言わせないような生き方をしたくありません。
それどころか私は前向きに生きる性同一性障害者として生き、性同一性障害、もしくは女装子に触れたり見たりした人に「健康的でいいじゃない、イメージ変わったわ」って言って貰いたいです。
その為には、先ず、もっと美しくならなければ。むむむ…難問です。:p
2015初夢はゲーム「ファイナルファンタジー13」のセラ・ファロンと言う可愛い女の子に成った私が、荒唐無稽な世界を冒険するといったものでした。詳細は殆ど覚えていませんが、楽しかった事だけは確かです。
すっごく嬉しかったです。セラ、大好きなんだもん。本当にセラに成りたい
そんなかんなで今年も、頑張って生きています。
四葉のクローバーのように夢はそう簡単にその手にする事は出来ませんが、無い訳では有りません。探しながら、ささやかな幸せをかき集めて山盛りの小さな幸せを楽しみましょう❤