★屋久島のパワースポット★
もののけ姫のモデルとなった
苔むす森を散策できる
白谷雲水狭 のつづき。
太鼓岩へとむかいまーす。
そして
ここからが
苔むす森～です。
わぁ、湿潤な森・・・。
これだけ
緑の世界なのに
スッキリ軽やか～！
という感じでないのが
不思議。
息を深く吐いた後のような
落ち着きが
この森にはある。
ドクドク
ドクドク
何かしらの生命の鼓動と
気配が漂ってる感じ・・・
幽玄な森だ。
優しい緑のコントラスト
ほわほわした
どこか異次元な世界。
写真を撮っても
きりがないよ～
ちょっとしたところが
ファンタジーで。
生命って光だね・・。
それにしても
苔むす森は
かなりの石段
登り、なかなかこたえます・・・。
あっ！
この木の上に
こだま、いそう。
あらあら？！
こちらは
大きな穴が。
ちょっと
失礼して・・・
中は・・・とっ
ぐるぐる
ぐるぐる
全方向から
ビリビリ
ジリジリ
大地の太く重厚な地場に
囲まれますー
わぁ、みてー。
木の根から
水が流れているみたい。
優しい穏やかな水。
音もいい。
はぁ～
この足元に
チョロチョロ流れる水が
スタート地点の
ザーッと流れていた川に
なっていくんだね。
（14:16）
武家杉 公家杉
屋久杉は個性的。
あちこちに名前のない
苔をまとった
不可思議な森の住人にであう。
空気も
ひんやり。
透明感が増してきてるよ・・・。
あれ！道どっちかな？
っと
思ったときは
ピンクリボンがお知らせ。
ありがとーう。
（14:24）
かみなりおんじ
本当に、雷が落ちたみたい・・・。
（14:26）
あぁっ！！
やっとこ
辻峠
苔むす森に入ってからの
登りが結構あったよぉ。
ふひ～
太鼓岩
上がりコース 230m 10分
下がりコース 350m 15分
コースが違うんだね。
さぁ、あと10ふん！
やる気出たーーーっ！！
はいっ！
（14:27）
いきますぞ～。
って！！！
げ・・・ぎょ・・・ぎょぎょぎょ・・・・
こっ
ここから
かなりの登山道・・・じゃないかぁ・・・・
太鼓岩へ続く
急な登り。
まぁ、道は・・・
ちゃんと前をみていれば
ピンクリボンがあるから
たどっていけば大丈夫だけど
いや、でもこの道
なんだろ、つら。。。。
角度がすごいからかな。
足元だけじゃない
体全体に重くのしかかる。
ふひぃ～
休憩。
ちょっと元気パワー、助けてください。
巨木さん・・・
ピトッ。
・
・
・
サワサワサワ～
サワサワサワサワ～～～
あっ、風・・・
風が・・・。
森に風がそよぎ
私のもとにも。
ザワザワザワザワ～
はぁ〜、涼しい。
そうか
今日は、風がなかったんだ・・・
無風だったことに、
今きづいた。
幹から
手を離すと
手のひらも
じんじんあったかい。
ありがとう。
バイバイ。
みんながあったかい
みんなが森の住人だ。
さぁっ
あとちょい。
あとちょい。
上をむいて・・・
青空みえた！！
ヨッ
ヨヨッ
トォーッ
（14:38）
つっ、ついたーーーーっっ！！
ひゃっほぉ～～～～
標高1050メートルの太鼓岩。
奥岳がズラ～～～ッ。
宮之浦岳を望めるってことは
正面の山が宮之浦岳かな？
太忠岳の天柱石
チョンと岩が突き出てる。
正面の川は
安房川。
最後がきつかったけど
これはすごい、絶景～～。
そして
太陽の熱も
すごい・・・・。
ペタン
ぐる～～～
ぐる～～～～
大地の力、ゆったりとした緩やかな、大きな気。
大きな山の主が
屋久島にはいる。
太陽に熱された
巨大な太鼓岩は
天の力を吸収し
私の足元から、マグマのような熱が吹き上がってくる。
すごい、大地の主の存在・・・・
大地のほとばしる力が、
足元から
深く呼吸を繰り返す。
ジンジン
ジンジン
大きな安定感。
莫大な
生命の力だぁ・・・。
風がなく
しかも、一人。
よかった～。
ぷはぁ～
最高でした～
（14:59）
ってね
のぼったら
下らないと・・・。（苦笑）
やっぱり私最後だったんだ。
だーれもこないし
だーれもあわない。
（15:07）
女神杉
蛇のようなお姿・・・
メデューサさん？？？？
（15:08）
さぁ、急ぎ目でいきまーす。
下りながら
思ったの。
この森は
人間界に変わった・・・
という気の
変わり目が
あるんだなって。
自分の気が
自然界の気に馴染んだあとは、
逆に人間界のほうが
変な感じというか・・・
苔むす森をくだったあと
川をわたったら
空気がぬるい
肺にスーッとした
透明感が入ってこない
人間界に近い気へ
変わっていったんだ。
川が変わり目なんだね。
森は
わたしたちに
何かを話してくれるわけじゃないけど
ただ・・・
日常で失いかけた
感覚的なこと
自分で、感じて
自分で、対話する力を
思い出させて
わたしの生命力、
魂の光を原石に近づけてくれる。
与えられた
その場で
生き続ける木々の力。
私たちは森を歩きながら
木々の生き方からうまれた
オーラやエネルギーにふれてる。
何百年何千年も
同じ場所で伸び続ける力
その場で生きる大切なことを
わたしたちは、
気、エネルギーとして
受け取ってるんだなぁ。
それって
もしかしたら
木々にとっては
歩き、動く、人間の力を
私たちから
受け取っているのかもしれない。
木々に触れ
水に触れながら
そんなことを思った。
（16:08）
帰りは
ひょいひょい下って
『ええ？！あなた人間じゃないでしょ～』
『えぇ、なんで追いついちゃったの～。
夕方に降りてくるんじゃないかな？って心配したら
まさか、追いぬかれちゃうなんて～』
な〜んて
声をかけられながら
何人かの人を
追い越して
無事、往復3時間で下山～。
楽しかったーーーっ。
白谷雲水狭は
気の吹き出る山というより
穏やかで・・・
大地の鼓動が聞こえてきそうな所で。
自然体で馴染みやすいけど
あそこには森の住人がいる。
森に宿る存在感の強い
自然霊、もののけ（怖い意味じゃないけど）の住処に
足を踏みいれたような場所でした。
屋久島にきたら
ぜひ！
訪れてくださいね〜っ。