わたしがHSPだと知ったのは、

心理士さんにそう告げられたことがきっかけですが、
 
心理士さんに告げられなかったら、
おそらく今もHSPだとは気づかずに過ごしていたんだろうな、と思います。
 
わたしは、
HSSで、内向型であり外向型でもあるHSPです。
 
《あなたはどのタイプ?》
 
内向型であり外向型でもあるって、
調子いいよね…と思わなくもないのですが、
 
書籍内向型を強みにするを読むと、
どちらの気持ちもわかるので、
そうなんだろうな、と納得することとなりました。
 
内向型でもありながら、
やはり世の中で求められるものは外向型の部分でしたので、
ずっと外向型で生きてきました。
※なので基本は外向型が強くでています。
 
無意識ですけどね。
 
そして
HSS(刺激を求める)でもあるからか、
 
自分が敏感であると一度も思わないまま、
HSPであると知ることになりました。
 
 
自分が敏感だと思わなかったのには理由があって。
 
敏感であるかどうかって、感覚の部分なので、
いちいち周りと確認しない部分だと思うんですよ。
 
薄々、あれ?と感じても、
自分の勘違いかもしれないし…と。
 
なので、
みんな自分と同じように感じてるって思ってました。
 
 
だから、
子供のころからずーっと、
 
みんなわたしと同じで、
いろんなことに気づくし、気づいたら気になるし、
 
あの子はいいよって言ってるけど、
全然納得してないじゃん、と人の顔色が気になってしまったり、
 
自宅に帰ったら、
あーすればよかったかな、あーあのとき…!と
1人反省会をしているにも関わらず、
 
自分を保てる強い人たちなんだな
 
わたしは、それができなくて、
つい流されてしまったり、
気になって立ち止まったりしてしまうんだから、
 
わたしって弱いなーって思ってました。
 
でも、自分のことを、
敏感だとか繊細だとか思ったことはなくて。
 
 
自分をただの弱いヤツで根性なしだと思ってたから、
わたしもみんなみたいに強い人になる!
 
そう思って、
みんなのマネっこして、
 
すごく怖かったけど、
嫌われてもいい、ひとりになってもいいと、
謎の大げさな覚悟を決めて、
※本来そんなに覚悟を決めなければならないような内容ではない
 
自分の意見を伝えてみたり、
前に出てみたり、期待されるがまま中心的存在になってみたり。
 
くじけながらも、
なんとかやってきた結果、
 
意見を伝えられるようになったり、
積極的に行動するようになるわたしが出来上がりました。
 
 
それでも奥の方にある、
弱い自分っていなくならなくて…
 
その部分は誰にも見せることができなくなっていたし、
自分でもなかったこととして過ごすようになりました。
 
なので、
意見は言えるけど、自己開示が苦手という、
バランスの悪い人間になりました。
 
 
あと、
さっきまであんなに、
みんなでワー!ってしてたのに、
 
ふと顔を出す、
急に熱が引いていく感じがあって…
 
自分の二面性があるところも、
なんだか許せませんでした。
 
 
要するに
弱いとずっと思い込んでいた部分は、
 
弱いのではなくて
HSPの敏感な部分だったんですね。
 
あと、ふと顔を出す、
急に熱が引いていく感じは、
 
おそらく
外向型と内向型のギャップの部分
考えられるかもしれません。
 
 
でもこれらって、
わたしはうつになっても気づかなかったし、
 
心理士さんに言われなければ、
自分で気づけたかどうかの自信はありません。
 
外向型のHSPは、
もしかしたらこういう方が多いんじゃないかなーって。
 
 
世の中で認知されはじめているHSPって
おもに”内向型のHSP”です。
 
書かせていただいたのですが、
 
”雑談が苦手”
”お昼や休憩はひとりになりたい”
 
それがHSPだと言い切られてしまうと、
外向型HSPは、
「自分はそうじゃないから違うかも?」と混乱します。
 
実際わたしは混乱しましたし、
HSPの中でもマジョリティ、マイノリティを感じてしまい、
なんだか複雑な心境に。
 
 
先に書かせていただいた、
わたしの
”強くなろう!と思ってマネっこした”という行動は、
 
外向型の視点のように感じるのですが、
 
わたしは振る舞い(行動)というのは、
HSPの敏感さではなく、
”内向型”か”外向型”かが色濃く出るように思うのです。
 
こちらについては少し触れさせていただきました。
 
 
一見、HSPには見えない外向型HSP。
 
当人も敏感さには気づいていないけれど、
内側にあるよくわからない違和感を感じていたりするのです。
 
HSPという概念が救いになるのは、
外向型HSPも同じです。
 
 
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