HSC(Highly Sensitive Child/ハイリーセンシティブチャイルド)

 

ひといちばい敏感な子

 

子どもの15%〜20%

男児と女児で割合は同じです。

 

病気や障害ではなく生まれ持った性質です。

 

📖参考書籍 ひといちばい敏感な子 エレイン・N・アーロン

 

 

幼児のころ

ちょっとした味の違いや、

室温の変化でぐずりだし、

大きな音や、

まぶしい光にびっくりして泣きだす。

 

もう少し大きくなると

心の面でも傷つきやすく、

あれこれと心配

 

よく見て考えてから行動するので、

臆病だとか、怖がりだと思われる。

 

細かなことに気がつき、

不公平なこと、残酷なこと、

無責任なことには腹を立てる。

 

「他の子より敏感かも?」

「他の子と違う?」

もしかしたらお子さんはHSCかもしれません。

 

📖参考書籍 ひといちばい敏感な子 エレイン・N・アーロン

 

 

HSC(Highly Sensitive Child)セルフテスト

 

次の質問に、感じたままを答えてください。

子どもについて、どちらかといえば当てはまる場合、あるいは、過去に多く当てはまっていた場合には「はい」、全く当てはまらないか、ほぼ当てはまらない場合には「いいえ」と答えてください。

 

◻︎すぐにびっくりする

 

◻︎服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる

 

◻︎驚かされるのが苦手である

 

◻︎しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある

 

◻︎親の心を読む

 

◻︎年齢の割に難しい言葉を使う

 

◻︎いつもと違う臭いに気づく

 

◻︎ユーモアのセンスがある

 

◻︎直感力に優れている

 

◻︎興奮した後はなかなか寝つけない

 

◻︎大きな変化にうまく適応できない

 

◻︎たくさんのことを質問する

 

◻︎服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる

 

◻︎完璧主義である

 

◻︎誰かがつらい思いをしていることに気づく

 

◻︎静かに遊ぶのを好む

 

◻︎考えさせられる深い質問をする

 

◻︎痛みに敏感である

 

◻︎うるさい場所を嫌がる

 

◻︎細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく

 

◻︎石橋をたたいて渡る

 

◻︎人前で発表する時には、知っている人だけのほうがうまくいく

 

◻︎物事を深く考える

 

 

判定結果

 

13個以上に「はい」なら、お子さんはおそらくHSCでしょう。

しかし、心理テストよりも、子どもを観察する親の感覚のほうが正解です。

たとえ「はい」が1つか2つでも、その度合いが極端に強ければ、お子さんはHSCの可能性があります。

 

 

 

 

ただし、他にもさまざまな特性があり、

生まれ持ったものだけでなく、

環境(育ち方・学校生活)にも影響を受けるため、

一人ひとり個性は違います。

 

外向的な子もいれば、

ひとりで遊ぶのが好きな子もいる。

内向型・外向型自己診断テスト

 

粘り強く一つのことに取り組む子もいれば、

気が散りやすい子もいる。

 

わがままな子もいれば、

いい子過ぎる子もいます。

 

でも共通しているのは、

「敏感である」ということです。

 

📖参考書籍 ひといちばい敏感な子 エレイン・N・アーロン

エレイン・N・アーロン博士のセルフテストの使用許可を得ています。→HSP日本語版HP