先日、ある集まりで、

久しぶりの知人と会いました。

 

「ますともちゃん!最近の活躍見てるよー!

 動き出したんだねー!おめでとう!」

 

 

彼女とは

わたしがうつを克服してから出会ったので、

まだつきあいは浅いのですが、

 

わたしがHSPであり、

これからお茶会などしたいんだ!と、

言っていたことも知っていたので、

おめでとう!と声をかけてくれたんですね。

 

 

彼女と最後に会ったときは、

こんなふうに自分の時間が動いているとは、

想像もできていなかったから、

 

素直にわたしも嬉しくて、

「ありがとー!」って。

 

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でもそのあとに続いた言葉が、

 

「いつも敏感な人と一緒だと大変でしょ?

 たまにはわたしみたいな能天気な人と会って、

 気持ちを解放してよ!」

 

そう言われました。

 

「・・・・・」

 

ん?

 

ちょっと待って。

なんかいろいろ引っかかりますよ?

 

まず、

 

大変だと感じたことは一度もない。

というか、わたし自身敏感な人だし。

わたしが大変だと言われているようにもとれる。

 

解放して、って...

わたしなんにも抑圧されてないけど。

 

しかも「めんどくさそう」

というニュアンス含んでるし。

 

 

一瞬複雑な感情に動揺したけど、

 

「大変だとは思わないでしょ!

 今日は存分に楽しむよー!」

 

と、返して、その後は集まりを満喫!

 

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でね。

 

以前のわたしだったら、

彼女の感情に振り回されていました。

 

めんどくさそう...

というニュアンスを察してしまい、

 

扱いづらいと思われてる、

どうしよう、誤解を解かないと。

 

嫌われたくない一心で、

彼女の言葉や態度に注意深くなり、

その度に一喜一憂して疲れていたな、と。

 

 

彼女には、

わたしを傷つけようとする意図もないし、

ましてや嫌われてすらいないのに。

 

勝手に下手に出て、ご機嫌とって。

 

そして、またまた勝手に、

わたしはこんなに気をつかってるのに、

向こうは全然つかってくれない!

 

なんてイライラしたりね。

彼女にしてみたらいい迷惑でしかない。

 

 

でも今は、

一瞬の動揺はあるけれど、

 

その後、

彼女の感情に一喜一憂することはありません。

 

なので、

 

(勝手に)振り回されてぐったり、

なんてことはいっさいなくなりました。

 

 

どうして振り回されなくなったのか、

ポイントがあります。

 

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まず、

 

どんな感情を抱こうが、

彼女の自由なんですよね。

 

わたしにとっては、

不愉快なことだったとしても!です。

 

たとえ彼女が、

意図してわたしを傷つけたとしても、

自由なんです。

 

相手の感情は相手のもの。

本人以外にどうすることもできない。

そう知ること。

 

 

そして、

 

 

自分にOKを出す。

 

どういうことかというと、

 

彼女の感情に、

 

傷ついてもいいし、

怒ってもいいし、

スルーしてもいいし、

そうか!と気づきがあってもいい。

 

自分の感情は自分のもの。

自分もどんな感情を抱いてもいい。

そう知ること。

 

 

意外と、

「傷ついていい」って思えなくないですか?

 

傷ついたと知られたら情けないし、

相手に悪かったと思わせるのも、

なぜか申し訳ないとか思ったりしちゃって。

 

でも、全部「いいんだ」と知ること、

これが大切なことなんです。

 

 

そして、自分にOK出せると、

自然と相手の自由もOKになるものです。

 

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ただ、そう言われても、難しい。

 

なかなか振り回されなくなるまでには、

わたしも時間がかかりました。

 

でも、大丈夫です。

 

振り回されてることに、まず気づく。

 

そうすると、

勝手に振り回されていたことがわかります。

 

振り回されない選択もできるのに、

ミラーニューロンの働きが活発であるがゆえに、

無意識に引っ張られている。

 

気づいたら、

「あなたはそう思うのね。

 わたしは〇〇と思う。」と

頭の中でつぶやいてください。

 

相手の気持ちを

どうにかしようとしてしまうのが、

収まります。

 

そうすると、

相手との境界線が引けます。

 

最初は慣れなくても、

意識してやっていると、

無意識に境界線を引くようになっています。

 

そうしていくうちに、

自分にOKが出せるようになるのです。

 

 

それから、

 

「一瞬複雑な感情に動揺した」

と、書きましたが、

 

これはむしろ、

HSPとして正常な反応だとわたしは思います。

 

気質としての反応は変えられない。

 

それはもう、

「影響される前提」としています。

 

そうしていたら、

「わたしこんなふうに影響受けるんだ」

と、客観できるようになってきました。

 

ぜひ、お試しくださいニコちゃんマーク

 

 

合わせて読んでいただきたい記事

→「気質(HSP)だから」とあきらめないで

 

 

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