きのうは、砂羽美佳さんと未来はどうなっていたい?という未来設計図の話をしてきました。
そこでわたしが、「こうありたい」「こんなことしたい」って話したこととリンクしている部分があったので、mintさんの記事をリブログさせていただきました。
日本では、
HSPという概念がほとんど知られておらず、
心の病気と診断されてしまったり、
HSCはADHDと誤診されたりしているのに、
専門の先生方も
HSPを知っている方が少ないという、現実。
わたしの場合は、
誤診ではなく間違いなくうつになったのだけれど、
うつになった原因のひとつに、「HSPであること」があったのも確かだな、と今は思う。
実際、
うつを克服しても生きづらさは残って、
やっとうつから解放されたのに、
なんなんだろーこの生きづらさ…と落ち込んだりもした。
それが、HSPを知って、
「自分がダメだったからじゃないんだ」と救われて
定期検診で精神科の医師に、HSPであることを伝えたら、「HSPって何?」とまったく知らないようでした。
HSPを知らなかったら、
うつの再発の可能性は高くなったと思うし、
疲れやすさや眠りの浅さを、うつのせいだと勘違いしたままだったかもしれないな、と思う。
これからは先生の中にHSPという選択肢ができて
苦しみの中にいる人の助けになったら嬉しいなと。
HSPであるのにそれを知らず、
生きづらさを感じている人の救いになると思うし、
日常で共感されることのないHSP同士、
あるある話で癒される時間はすごく大切だなと思う。
でも、HSPだけで共有するのではなく、
そうでない方にもHSPを知ってもらいたいと、わたしは思っています。
ただわたしが知ってもらいたい理由は、
認めてほしいでも、気をつかってほしいでも、
繊細に大切に扱ってほしいワケでもなくて、
HSPという概念があることを、知ってほしい、
ただそれだけです。
多くの方が気にならないことが気になったり、
音や匂い、色や光、味や変化に敏感だったり。
それは決して
神経質でも潔癖でも、ましてや病気でもなくて
わたしたちにとってはごくごく日常で、
当たり前のことなんだよ、ってことを知ってほしい。
そんな人もいるってことを
知ってくれたら嬉しいなって思うんです。
そしてわたしたちHSPも、
どうせわかってくれないと閉じこもるのではなく、
伝える努力も必要かな、って思います。
なんで気を使ってくれないの⁈と、
誰かのせいにしてもやもやするのは簡単だけど、
それではどんなに待っていても、
生きづらさから解放される日なんてこないと思うんです。
わたしは今、
「自分の内側を伝える」ってことに挑戦しています。
こんなこと伝えて、また細かいとか、うっとうしがられたりしたらどうしよう…と、毎回崖から飛び降りるくらいの覚悟をして。
もちろん煙たがられるときもある…
そして傷つく…恥ずかしさで消えたくなる…
でも、何度か挑戦して知ったのは、
言ってくれてよかった、教えてくれてありがとう、と受け止めてくれる人もいるってことです。
世の中はわたしが思うよりけっこう優しかった、
と最近では思うんです。笑
HSPだから、とか、
そうではない、ではなくて、
お互いが尊重し合えるような、
そんな日がくるように、
ひとりでも多くの方にHSP知っていただくために、できることはしていきたいなって思います。