形を変えても | 〜Ukulele Mahalo〜

〜Ukulele Mahalo〜

ウクレレ プレイヤー:鈴木智貴 による日常を綴ったブログです。
是非覗いていってください^^


お久しぶりです。
鈴木智貴です!


少しここ最近思ったことを
ブログに書きたくなったので
綴っています。

ただ今この世で一番眠たい自信があるので
誤字脱字、お許しください。




僕は2020年に達成したい目標がありまして、


・Tomo Fes で1,000人を集めてライブをする
・小学校で公演をし、各地にウクレレを届ける


という2つを掲げ
実現を目指し
2019年からずっと動いてきました。


本当に1年、
いや1年以上の時間をかけて準備をし、
告知もババーンとし、
春から本格的に動きだそう!!

…と思った矢先に
コロナウイルスが全世界に拡まり出しました。


1年以上かけて準備してきた
Tomo Fes で使用予定の会場や
春ツアーで回る予定だった15公演、
そして、
小学校での年内全ての公演
たった1ヶ月足らずでキャンセルになり

同時に僕は全てのお仕事を失い
無収入状態となりました。



もう本当にそのショックは大きくて、
2019年の活動が全て無意味になったような感覚と
お仕事が全て無くなった虚無感に
当初はかなり苦しめられました。


お仕事といっても、
僕にとってそれは生きがいで
それでしか自分の生きている実感を
掴めないような大きなものでして、

お仕事が無くなり
収入が無いだけ

という感覚とは全く違って
それは本当に辛い時間でした。




どんなに前向きに考えても
結局辿り着く先は虚無感で、
したいことが何もできなくなり
抜け殻のような日々でしたね。






これはTomo Fes会場の
キャンセルをしに行ったときに
舞台袖から会場を撮った写真。


外はこんなに晴れていて、
しばらく気候も温度も良くて
野外公演には完璧なシーズンなのに
ここでのライブはその時
全てキャンセルになっていた。


本当はSNSにキャンセルした日に
この写真と共に報告しようと思ったけど
辛くて出来ませんでした…


だから、少し遅れましたが
今投稿させてください🌱




まぁ、そんな日々で

”あ〜、もうダメだ〜!!”

という キツい時間を
ずっと過ごしていたのですが、

ある時から

”自分が今するべきことは、この状況をただ待つことではなくて、今の自分を認めて、とにかく進むことじゃないか?”

と思えるようになり、
スタッフと相談を重ね
Tomo Fes のオンラインでの開催を決めました。



そして、オンラインでの
同時視聴者数1,000人を目指し
毎週金曜日にYouTube LIVEをし、
毎週2~3本のYouTube動画を上げて
使える時間を全て宣伝に費やしました。


もちろんすぐに結果は出なくて
YouTube LIVEの視聴者もじんわ〜りとしか
増えなかったんだけど、

僕のモットーにしてる

”自分らしく、真面目にコツコツと”

という言葉を大切に
根気強く、とにかく続けました。


それはもうめげそうに
何回もなりましたが!!!!!
ね!!!!!w


でもその行動が結果となり、
9/27に開催した Tomo Fes はなんと
最大同時視聴 1,917 名の記録を打ち出し
目標を遥かに超える結果となりました。


この日のこの瞬間は
人生の中で一番幸せで
本当に音楽をやっていてよかったと
思えた瞬間でした。









そして、Tomo Fes が終わり

なんだか今年が終わってしまったような
少し心地良くもある寂しさを感じていたときに
ある方から連絡が来ました。


それが、今まで何度も一緒に
ライブや公演をしたことがある
ピアニカ奏者のミッチュリーさんからでした。


連絡の内容は

”10月からいつも一緒に小学校公演を回っていたギタリストが今後の公演に出れなくなったから、もしよかったら一緒に今後小学校公演を回ってくれないか”


という内容でした。


もうそれは僕にとっては
喉から手が出るようなお話で、

前々からミッチュリーさんが
小学校公演を回っていたのは
知っていたし、

一度ミッチュリーさんの公演を
自分の公演の勉強の為に見せてほしい

とお願いをしたこともあるくらいだったので、
そんな憧れのバンドメンバーに
自分が誘ってもらえたことが
信じられなく、
夢を見ているかのようでした。



そしてついに今週から公演がスタートし、
今日までで2校で6ステージをこなし
総勢700名超の子どもたちの前で
演奏をしました。


今後も、
奈良・大阪・京都・愛知・静岡…と
色んな府県に渡り
計12校回ります。


本当に毎ステージ楽しく
子どもたちに
ウクレレを聴いてもらえることが幸せで

”ウクレレ カッコイイ!!”とか

”スゲー!ギターみたい!!”とか

ウクレレの可能性を届けれていること、
そして大好きな人たちと
演奏ができていることが
本当に幸せです。













最近は色んな悲しいニュースが
目に入りますね。


正直、


あー!!もう無理だーーー!!!


ってなる気持ちもわかる。


生きてる方が辛くなることって
不思議とあるんですよね。


辛いくらいなら逃げたらいい

とか

その勇気があるなら他のことができる

とか
色々と言われることがあるけど、
それは健全な状態での思考であって
その思考になれないから
全てのことは起こってしまう。



それをしたら終わりだよ

と言われても
終わりを望んでしまった人には
そのことの理解は難しいのかもしれない。



そういったことを理解したつもりで
僕は思う。


もっと汚い部分もダサい部分も
自分のも他人のも認めて
寛容になれたらな…と。


人は綺麗な部分を見せなくちゃ…と
焦り、頑張る。


そして周りの人も
綺麗な部分だけに目をやって、
汚い部分が少しでも見えた瞬間に
その人に失望し、時には攻撃をする。


たった一つの汚れさえ許されない。


そうじゃない。
もっと寛容になろう。
まずはダメな自分を認めよう。


目標がなくダラダラしてる自分でも
支えだった存在を失った自分でも
クソダサい自分でも
見るも無残な自分でも
居なくなった方がいい自分でも

その自分を認めること。


抗うんではなくて、
排除するんでもなくて、
受け入れて認めていくこと。


そして、他人に対しても
汚い部分は絶対にあることを理解して
認めること。


一人一人が
自分にも他人にも
認めるということが出来れば
少しは楽になるんじゃないかと
僕は思っているんです。


なかなか難しいけどね。


でも、

形を変えても良いから

まずは認めていこう。


ブログの始めにめちゃくちゃ
順風満帆のように綴ったけど、

僕も

まず生きがいの音楽を失い
ただ家でジーっと
動画編集ばっかりしてる自分を認めた。


Tomo Fes も
オンラインっていう形で
無料で開催して達成した
っていうことを認め、
正直開催したことで何十万も赤字だったけど
それも認めた(爆死)


大口を叩いていたのに
結果、自分主体で小学校公演が出来ず。
ウクレレを小学校に配るという
一番の目標も達成できず、
大きな人の力を借りてでないと
出来てない自分を認めた。


それでいい。


実際、それでも楽しくて、
幸せだったし、
何よりも幸せになってくれた人がいた。


それを知ったときに
全てが僕の中でOKになった。
モーマンタイ。モーマンタイ。


理想の形は
いつか出来たらいいな〜
なれたらいいな〜
くらいの温度感でちょうど良いのかもしれない。
綺麗な存在じゃなくていい。


僕はそう思うんです。


皆さんはどうですか?
そして、今元気ですか?





おわり。













































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