トミー染川の作詞メソッド 1-1 頑張り過ぎない作詞って、の巻 | トミー爺の還暦いろいろ旅「徒然なるままに」

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人生は旅。ハワイ旅行、お遍路旅、ヘッドフォンのある生活、お酒、音楽、作詞作曲などトミー爺が語る色々旅日記。気が付いたら還暦を越えていた老人自覚ゼロのポンコツおじさんの音楽、旅行、お酒を巡る珍道中。どうなるやら、、本人にもわかりません(笑い)

作詞家になろう!!

トミー染川の作詞メソッドのスタートです。

 

以前、作詞家はレコード会社のディレクターさんに育てられました。

ディレクターが実践的な先生として作詞を成長させていったという事です。

 

そして発注スタイルは、決め打ちの発注、、つまり特定の作詞家への決め打ち発注で殆どでした。

 

そのかわり出来上がるまでスタジオに缶詰め状態になる事もしばしば…

 

しかし時代が変わり今は作詞もコンペの時代です。

 

メールでの全体発注、メールでの提出、、、結果もメールで…本当に人が見えない「孤独」のやり取りが一般的です。


しかし皆さんはその難関を乗り越えて行かないとプロとして仕事をする事は出来ない。

 

では何点取ればプロになれるの?採用されるの?

 

実は詞を評価する基準がないのも事実。

世の中に聞こえて来る作品を見て、こんな詞だったら私でも書けるかも…と思ったりしませんか?

 

実際、書けると思います。

誰でも書けるようになると思います。

 

ただし、プロの作詞家さんと同じテーブルの上で戦うために身に付けないといけない「作詞の基本」があります。その基本を勉強して、それから応用へと…進んで行かないとプロとやり合う事は難しい。

 

そういう意味でこの作詞メソッド活用してくださいね、、みなさんの創作活動のヒントになれば…良いと思い書いていきたいと思います。

 

 


 

さて、場所は都内某所、トミー爺の作家事務所が舞台になります。

 

さてここに泉ちゃんこと「しわき”デール”泉」ちゃんという駆け出しの作詞家見習い が登場することに、、その泉ちゃんと一緒に皆さんも作詞家になるための冒険アドベンチャー?一緒にスタートしてみましょう

 

さあ、、泉ちゃんの作家修行の始まり、始まり…  

 

トミー爺、、会社のソファーでうたた寝をしている所に、泉ちゃんが登場。

 

泉      「社長!おはようございます!」

トミー爺    「オー、、泉ちゃんか?今日はどうしたの?」

泉      「社長…」

トミー爺  「おい、その社長はやめてくれよ、、トミーでいいよ」

泉      「じゃあ、トミー!」

トミー爺  「おい!!呼び捨て?せめてさん、、くらいはつけてよ…」

泉      「アー、めんどくさい親父…」 小声でつぶやく

トミー爺  「なんか言った?」

泉      「トミーさん??詞、出来たので見て下さい」

 

トミー爺  「どれどれ…、、」

       「泉ちゃん、、これって肩に力入り過ぎだよ…」

泉      「力、入り過ぎって何?結構頑張ったつもりですけど…」

 

 


作詞家は音楽家です。ヒット曲は作詞家、作曲家、編曲家、歌手この4人の音楽家が共同で作っていきます。作詞家はその1/4の責任を果たすためには、メロディを感じ、言葉を乗せるセンスを養い&メロディを付けやすい、歌いやすい歌詞の作り方を学びましょう。

 

つまりこの4人のバランスが大事、、そのうち一人が頑張りすぎると他の3人のアイデアを出す部分が少なくなってしまう。

 

作品ってこの4人の才能が合わさる事で化学変化が起きてそうやって生まれた作品って魅力的な作品になるはず。

 

だからこの作品に携わるクリエイターを意識しながらの作品作りができるように、、

 

まず、基礎知識をしっかりと身につけよう。

 

次回は作品構成についての話。

 

楽しみに