祝!マルちゃん燒そば通年販売!それまでは8月8日マルちゃんの日前後の期間限定商品でした。でもこの商品、普遍的というか非常にオーソドックスな仕上がりで、通年販売じゃない事が不思議な位でした。だからある意味レギュラー商品化は当然だと思います。
で、パッケージは新しくなっていますが、中身は昨年夏にいただいた時と特に何も変わってないようです。であれば、ただ食レポしても面白くない。なので、元ネタのチルド焼きそばと食べ比べしてみましょう!(笑)
チルド焼きそばはわかめスタイルの調理法をせず、あえて袋に記載された通りに作ってみました(^^)。具はカップ麺に合わせてキャベツと挽肉です。さあ、出来上がりです(笑)。
意外と色が違うっていう印象です。また、チルドにはふりかけが無いんですね。実はチルドには岩下の新生姜をプラスしようと思ったんですが、ジャンボサイズしか売ってなかったのと、チルドにだけ手心を加えるのはフェアじゃないと思ってやめたんです(笑)。だったら紅生姜位付けてあげればよかったなぁ、と思ったけど後の祭り。
では食べ比べます。少し驚いたのが麺です。もちろんチルドとカップ麺、味が全然違うって言えば違います。でもカップ麺の方の麺、明確にチルドに寄せています。蒸し麺のチルドとフライ麺のカップ、製法が全く違うのにカップ麺の方もチルドみたいなシコシコした歯ごたえがあるんです。「おー、見事に寄せたなぁ」って印象でした。似てるっていうんじゃなく"寄せてる"っていう表現が適していると思います。開発陣が意図的にそっちに持って行った、そんな感じです。
ソースも根本は違うのですが、例えばスパイシー加減や塩加減はかなり"寄せて"ます。同じメーカーの商品ですからカップにもチルドと同じ粉ソースを付ければよかったんだと思います。しかしマルちゃん、そんな安易な方法は採らず、ソースの組成を変えて来ています。実は麺にも下味が付いてるんですね。チルドとカップ麺は完全に違う食べ物だという前提で、各方面からチルドに寄せるためのベストな方法を採った、そんな風に感じます。一昨年、最初にこのマルちゃん焼そばカップを食べた時に、「あ、本気だ」という印象を持ちましたが、やはり食べ比べると確信しました、マルちゃん、本気です(笑)。
この歳になっても新たに気づく事があるとなんか気持ちが若返ります(笑)。自己満っていえばそれまでですが、これだからこの趣味は止められない(笑)。