麺と一緒に粉スープが封入されている中に小袋が直接入っていると、当たり前ですが粉スープが小袋にまとわりつきます。この小袋を取り出せば、当然指に粉スープが付着し、ベトベトします。これが非常に不快で、お湯を入れる前にまた手を洗わなければなりません。本当にイライラします(>_<)。
かつてはエースコックとマルちゃんがこういう事を平気でやらかしていました。が、両社ともに改善され、今はかなり減りました(エースコックがたまにやらかします)。サンヨー食品は以前その頻度はそれほど高くなかったのですが、逆に最近メチャメチャ頻度が上がっています、これはどういうわけなのでしょうか。
サンヨー食品の商品開発は、粉スープの中に小袋を直接入れると客がイライラするって事に気づいてないのでしょうか。あるいは「まーいっかー」程度に考えているのでしょうか。気づいてないとすれば、商品の試食なんてしてない事になりますし、「まーいっかー」って考えているとすれば仕事が適当過ぎます。いずれにせよこの問題は味や技術の問題ではなく、メーカーに誠意が無いという問題だと思うんです。客がイライラする事なんて「ソンナノカンケーネー」って事ですからね。なのでこの商品、出だしからマイナス50点です(笑)。以上!
と書いて終わりにしたいところですが(笑)、しょうがないので食います(笑)。食いますが、野郎ラーメンもセブンイレブンも、こういうところに文句言って欲しいですね。
野郎ラーメンは渋谷が本店のチェーン店です。見た目的にいわゆる二郎インスパイア系ってやつですね。店名が示す通りガッツリがウリなのでしょう。男性向けと言いたいところですが、時代に合わせてそうは言いません(笑)。サッポロ一番の二郎系といえば、先日富士郎をいただきました。
二郎といえばラーメン界のスターバックス(笑)、注文時に呪文を唱えるとあら不思議、脂が多いとかニンニク増量とかスープが濃いとか、あなたの願いが叶うラーメン店です(笑)。そんな野郎ラーメンのカップ麺がセブンイレブン限定で登場です。以前にも食べた事があり、今回はリニューアル版ですね、商品名にもある通り麺が増量された他、ニンニクなどのパンチも増量されているようです。
まず第一印象は「モヤシ臭せえ」でした(笑)。かやくにもやしは含まれていないし、原材料欄にも姿は見えません。ですが最初にこのモヤシ臭が来ます。油でしょうかね。二郎系にモヤシは欠かせませんが、その感じはしっかり出ています。
麺は太いフライ麺です。ワシワシした食感で野郎が好きそうな感じです(笑)。スープはいわゆる豚骨醤油で、これに豚の脂、おろしとチップのダブルガーリックがよく効いています。また、カラメとの呪文の通り、スープのタレ要素も増量され、味が濃くなっています。そしてかやくのキャベツです。ペヤングなどがそうですが、ワタクシ、乾燥キャベツは特に美味しいとは思えません。が、この野郎に入っているキャベツ、しっかり肉厚で、キャベツを食った感がしっかりあるんです、これは素晴らしい。総じて、看板に偽りなしな商品ですね。しっかり二郎系です。
二郎系はほとんど食べないワタクシですが、味は悪くないと思いました。が、メーカーの誠意がマイナス50点、ワタクシの趣味がカップ麺でなければしばらくサンヨー食品のカップ麺は買わないレベルです(笑)。サッポロ一番って袋麺においてはワタクシにとって一番のブランドなのに、カップ麺がそのブランド価値を貶めていると思いますよ。サッポロ一番を名乗るなら、もう少しちゃんとした仕事をして欲しいものです。