通常ですとカップ麺は仕事をしている平日しか食べないのですが、今夜はスルーメイカーのライブ。外出は夕方からで、その後打ち上げ&忘年会的な集いになるため、昼の外食は避けたい。かといって何か食材があるわけではない。という事で休日ですが一杯だけカップ麺をいただく事にしました!
しかし一杯だけというのは難しい、なぜなら、外してしまうと口直しができないからです(笑)。熟慮の末、最も外さないであろう一杯、それが九州が誇る永遠の二番手(褒めてる)、サンポーです(笑)。
外れがないメーカーといえば筆頭は寿がきや、しかしサンポーもなかなかいいセン行ってるんですよ。地方のローカルメーカー特有の生真面目さと言いますか、サンポーのカップ麺はどれも実直で真面目な印象です。
本日のサンポーは、自社の看板商品である焼豚ラーメンと久留米の人気店丸幸ラーメンセンターとのコラボです。もう期待しかありません(笑)。
サンポーの焼豚ラーメンはあくまで九州とんこつ味であって、博多とか久留米とか名乗っていません。ワタクシが思うに、ベースは豚骨ラーメン発祥の地、久留米なんじゃないかと思います。そんな焼豚ラーメンが久留米ラーメンの雄、丸幸と組めばサイキョーです。
さて、フタを開けるとかやく(チャーシュー)、粉スープ、調味油と紅ショウガの4つの小袋が入ってます。サンポーで小袋4つってのは珍しいかなぁ。チャーシューと粉スープを先に入れ、粉スープを溶かすようにお湯を注ぎ3分待ち、調味油と紅ショウガを入れて完成です。
サンポーって、この三日月形のチャーシューがアイデンティティです(笑)。
ワタクシが調理後の写真をあまり載せないのは、カップ麺の調理後なんてたいして美味しそうではないからなのですが(笑)、これはなかなか見目麗しくできたと思います(笑)。チャーシューはまあ極薄なんですが、でも大きさはしっかりあるので意外と満足できます。
博多ラーメンではないので麺は細麺ではなく中細麺といった感じです。縮れは残るものの、食感は加水少な目、クキクキしてぷつっと切れるここちよい食感です。
スープは博多に比べて若干コッテリ目です。でもまろやかでクリーミー、脂っこさは全く感じません。
全体的に「博多じゃないよ久留米だよ」っていう差別化がきちんとできた商品だと思います。個人的にはキクラゲが入ってると良かったんですが、丸幸ラーメンセンターの標準トッピングにはきくらげが入ってないんですよね、だって博多ラーメンじゃないんだから、的な扶持を感じます(笑)。
というわけで、狙い通り外すことなく今日の一杯を楽しむことができました、めでたしめでたし(笑)。