昨日書きました角田祐毅選手の去就の件、レッドブルのペレス選手の退団が今朝発表されました。後釜の発表はまだですが、角田選手かローソン選手の昇格が確定的です。ただ、ヨーロッパではローソン選手の昇格が確実視されているとの報道もあり、まだまだ予断を許しません。もう決定していると思うんですけどね、いつ発表するんだろ。来週の月曜日、地元相模原で角田選手のファンミーティングがあって当然ワタクシも行きますが、まさかその場でサプライズ発表だったりして?と期待しちゃいますよ(笑)。
今朝はそんなこんなで情報を得るのにバタバタしていましたが、気を取り直してカップ麺でも食べますか(笑)。
さて少し前に買ってきて早く食べたいと思いつつも後回しになっていたこれ、青森のB級グルメ、味噌カレーミルクラーメンです。
青森といえば色々なラーメンがあります。有名なところでは煮干しラーメンではないでしょうか。あっさりした醤油味は昔ながらのラーメンって感じがします。そして青森といえばホタテ、それとしじみですね。スルーメーカーで青森ツアーをした際青森市内泊でしたが、夜中にお腹が空いてしまい何か食べようと外に出た事があります。ところが商店街も閑散としていてねぇ。それがまだ新幹線が八戸までだった頃なので、東京からの新幹線が素通りするようになった今はもっとさびれてるんじゃないだろうか、と心配です。ともかくその時は閑散とした商店街を少し歩いて、唯一営業していたラーメン屋さんて食べたのがしじみラーメンでした。ひと口食べると「シジミ!」って感じの塩スープ、懐かしいです。そして賛否両論ありながらB級グルメとして認知されているのがこの味噌カレー牛乳ラーメンです。
その由来は、青森の札幌味噌ラーメンのお店で中高生たちがケチャップ、マヨネーズなど様々なちょい足しをするのが流行ってしまい、その中から「これはウマい」と評判になったのがカレーと牛乳だったそうです。なんか、ガストやサイゼのドリンクバーで中高生たちがコーラやジンジャエールなんかを混ぜて飲むような事をラーメン店でやってたって事ですよね、ほんと青森のヤング((笑))はクリエイティブだぜ。正確には「味噌カレー牛乳ラーメン」なのですが、この商品名は「味噌カレーミルクラーメン」です。その理由がフタの下の方に小さく書いてあります。牛乳ではなく粉乳を使用してるので、商品名を「味噌カレーミルクラーメン」にしたとの事。レッツコンプライアンスですね(笑)。
フタを開けると液体スープ、粉スープ、そしてかやくの3袋が入っています。かやくを入れお湯を注いで5分待ち、軽く混ぜて麺をほぐしてから液体スープ、粉スープの順に投入してみます。液体スープは味噌とバターがほんのり香ります。粉スープの方はカレー担当っぽいのですが、少し舐めてみた感じだとカレーはそれほど強くありません。
さあ実食です。まず麺、マルちゃん正麺と同様の「生麺茹でてうまいまま製法」の麺です。先日のあさイチカップ麺特集では凄麺の工場にカメラが入っていましたが、あれと同様、麺を茹でて乾燥させる方法です。ノンフライ麺の加熱方法は蒸すのが一般的だそうですが、そうすると麺の中に気泡が生まれ、麺の戻りはいいんだけど食感が損なわれるのだとか。蒸しではなく茹でにするとこれを防ぐことができ、よりインスタントではない中華麺の食感が再現できるのだとか。若干のほぐれにくさは感じますが、マルちゃん正麺と同様、クオリティは高いです。
スープはベースとしてしっかりした札幌味噌ラーメンを感じます。ショウガやニンニクがしっかり利いたエッジの鋭い味噌スープなのだと想像します。ポイントはカレーの量でしょうね、カレーの量が絶妙なんです。正直、カレー感はほとんどありません。カレーは入っていますがカレーラーメンとは呼べない、程度の強さです。ただ、これが多分ちょうどいいんでしょうね。そこに粉乳のまろやかさとバターの香りが合わさって、何とも言えないマイルドかつ複雑な味になっておりました。これもベースの味噌スープがしっかりしていたおかげなのでしょうね。そもそも、色々なちょい足しが流行ったのは、それだけそのお店のスープがしっかりしていたからじゃないかな、と思います。どんな調味料を入れても受け止められるスープなのではないでしょうか。
美味しくいただきました^^。