この1週間というもの、普段は暇な時しか見ないXを何度も何度も開いています。これというのも、F1ドライバー角田祐毅選手の去就がなかなか発表されないからです。
ご存じない方のため、超簡単に説明します。以下敬称略です。F1というのは一応自動車レースの最高峰と言われているクラスです。今年を含め4年連続年間チャンピオンに輝いたのがマックス・フェルスタッペンです。彼が所属しているチームがレッドブル・(事実上の)ホンダです、そう日本のホンダです。(事実上の)って付けてるのは訳があるのですが、面倒なのでググレカス(笑)。
角田祐毅はこのクラスにフル参戦している唯一の日本人ドライバーです。そして彼はワタクシの地元相模原出身なのです。彼が所属しているチームはビザキャッシュアップレーシングブルズ(以下レーシングブルズ)というとっても長い名前のチームで、レッドブル・ホンダとは同じホンダエンジンを積む兄弟チームです。本家のレッドブルに対して若手の育成を担っていたレーシングブルズという関係性です。角田はこのチームでデビューし、今年まで4年間走っています。
さてレッドブルですが昨年まで2年連続コンストラクターズチャンピオンに輝いています。これはチームに所属する2名のドライバーの獲得ポイントを合算した、チームの選手権ですね。今年もレッドブルのフェルスタッペンがダントツに速くチャンピオンが期待されていたのですが、もう1名のドライバー、セルジオ・ペレスの成績が振るわなかったため、コンストラクターズチャンピオンを逃しました。
ところでこのレッドブル陣営の2チームのドライバー契約は、共通というか、その2チームのどちらに配属する事もできる内容だと言われています。
コンストラクターズチャンピオンを逃してしまったチームは、成績が振るわないペレスを更迭して、傘下チームのレーシングブルズの二人、角田とチームメイトのリアム・ローソンのどちらかをレッドブルに昇格させる、という話が出て来ています。今年チャンピオンを逃したとはいえレッドブルは押しも押されぬトップチーム、そこに角田が乗る事ができれば、日本人初優勝も夢ではありません。
最初にその発表をすると言われていたのが先週なのですが待てども待てども発表はなく、海外メディアを中心に様々な憶測記事が連発され、ファンはやきもきしている・・・というのが現在の状態です。
さてワタクシとしては当然地元相模原出身であり日本人ドライバーである角田祐毅選手を応援しております。じゃあ現在のライバルであるローソン選手を食ってやろう、と、ローソン限定、サッポロ一番彩華ラーメンを食ってやろうという企画です(笑)。前置きが長すぎる(笑)。
彩華ラーメンとは奈良を中心に展開しているローカルチェーンです。奈良のご当地ラーメンといえば奈良天理ラーメンですね。以前、寿がきやの奈良天理ラーメンを頂いていますし、凄麺からも出ています。この彩華ラーメンも奈良天理ラーメンの流れをうけています。
フタ上の調味油をはがしてフタを開けます。麺の上に粉スープ、白菜、ミンチ、ニラなどが直接封入されております。この段階でぷうんとニンニクやニラなどの香りがしてきます。ただ、お湯を注ぐと一緒に麺が浮いてきてしまいました。大丈夫かなあと一抹の不安を抱えながら3分待ち、調味油を入れて混ぜれば完成です。
スープの色は「塩かよっ」って位透明感のある醤油スープです。そしてニラ、白菜、ミンチの量が結構あって、楽しそうな色合いです。
そのスープは思った通りあっさりスッキリした感じ、そこに唐辛子の辛さとニンニク、ショウガなどの元気が出そうな香りが合わさり、さらにたまに白菜のシャキッとした歯ごたえと甘さが顔を覗かせるという、なかなか変化のあるカップ麺でした。まさにこれはワタクシが大好きな「スッキリ辛い」ってヤツですね。寿がきやの奈良天理ラーメンもよくできていましたが、このサッポロ一番もなかなかの完成度だと思います。
というわけでローソンは確かに食ってやりましたが、ウマかった(笑)。実際、レースの成績では角田、ローソンを完全に上回っているのですが、色々な大人の事情が絡み、昇格合戦はローソン有利と言われております。まあ、ワタクシとしては角田がどのチームで走ろうと来年も応援するのは間違いないので、もう動じないようにしていますが・・・やっぱり気になるよね、早く発表してくれないだろうか。