エースコックと開設100周年を迎えた阪神甲子園球場とのコラボカップ麺です。甲子園味ってどんなだ(ボケですからね、ボケ)。
先日スーパーで対になっている甲子園スパイシー黒カレーラーメンだけが売っていて、まずはそちらをレポートしました。一緒に発売されたはずのこちら、普通のカレーラーメンの方には結局出会わずじまいだったんです。そして先週、バンドメンバーとのバーベキューの買い出しに出かけた酒の安売り店トップでやっと見つけました!スパイシーじゃない方の甲子園カレーラーメン!
ちなみにこのトップやドン・キホーテなどのディスカウント系やローソン100などの100均では、他の卸などから売れ残り在庫を恐らく現金で買い叩くやり方をしていると思いますが(憶測)、そんな関係で買いそびれた期間限定カップ麺を見つける事がよくあります。今、コンビニやスーパーでは期間限定ペヤングってほとんど入荷しないんですよ。でもドンキやローソン100だと少し前の期間限定ペヤングが入ってる事が多いので、定点観測しています。
さて甲子園味ってどんな味なのかと思ったので、改めて阪神甲子園球場のWEBサイトを見てみました。なるほど、カレーには力を入れてるんですね。100周年記念の特別メニューもあったりして、その特別メニューとのコラボがこのカップ麺なわけですね。
どこの野球場も今食べ物には力を入れていますね。そらそうだ、一番手っ取り早い増収策ですからね。ワタクシ、F1が好きで90年前後には毎年鈴鹿まで見に行っておりました。バブルかバブル直後の時代で入場者数は30万人超と今より多かった位ですが、食事はお好み焼き、今川焼やうどん程度しかなく、非常に寂しいものだったんですよ、行列もひどかったし。自分でコンロを持ち込んでカップ麺を作って食ってた位です。
余談ですがその当時は鈴鹿まで高速がつながっておらず、名古屋で一旦高速を出る必要がありました。なので食料調達のため名古屋のコンビニに寄ってカップ麺をいくつか買ったんです。
鈴鹿でのレースの空き時間にコンロでお湯を沸かして、買ってきたカップ麺のフタを開けると、麺の他に大きめの白い粉が入ってて、なんじゃこりゃと説明を見ると、カップ焼きそばのようにお湯入れて湯切りした後、粉を入れて水を入れて溶き、鉄板で焼けと(笑)。そう、カップ麺ではなく、カップお好み焼きだったんです(笑)。鈴鹿の客席でお湯は沸かせるが鉄板なんてありません。仕方がないので、麺だけ戻してソース掛けて食べました(笑)。
※現在鈴鹿の客席での火気使用は厳禁です!
おっと話を戻しますが、長い中断の後、地元からF1ドライバーが再び出た事もあって2022年から30年以上ぶりに鈴鹿F1観戦を再開しましたが、食べ物屋台の多い事多い事。しかも地元じゃあまり食べられない変わったものもたくさんありました。北海道十勝の牛トロ丼とか、本当に美味しかったですね~。
昔のF1って食事以外でもトイレの少なさや未舗装のあぜ道なんかもあって、本当に好きな人じゃないときついものがあったのですが、今はトイレも十分にあるし一般的な観戦席につながる道は全部舗装されているし、快適でビックリしました。
さて甲子園カレーラーメンです。まずは粉スープの香りをかいでみると、一般的なカレーラーメンの香りでした。黒カレーラーメンは魚介の香りで和風だったので好対照ですね。そして玉ねぎの香りが強いのが特徴で、期待できそうです。なお淡路産玉ねぎ粉入りふりかけの小袋も付いています。
お湯入れて5分待ってふりかけも入れて実食です。意外と辛味はちゃんとあります。ココイチで言えば1辛位でしょうか。そして家のカレーというよりはスパイスカレー的な味わいです。黒カレーはかつお風味が強かったのですが、こちらは鶏や豚がメインだと思われます。そして後味に玉ねぎの甘い風味が残ります。スパイス、ダシ、そして玉ねぎっていう、香りの三段活用や~(笑)。
黒カレーを食べた後なかなかこちらのカレーラーメンに出会えずにいた時、辛党のワタクシとしては、別に普通のカレーラーメンの方は食べなくてもいいかな、と思っていました。が、食べてみて完全に印象が違いましたね。スパイシー黒カレーラーメンとカレーラーメンは辛口と甘口の関係じゃなくて、全然別系統のカレーラーメンでした、これは発見です。
高校野球も終わってしまったし、期間限定でワンロットしか作ってないこのカップ麺、もう入手困難かも知れませんが、セットで味わえて良かった^^。お店の人、シリーズ物は両方仕入れてよ、ほんと。