歌は心を熱くします。
それは決して歌のうまさに比例しません。
どれだけ絶対的な歌唱力をもってしても、素人に毛の生えた程度の歌唱力の歌に敵わない事もあります。
歌い手や作家の熱いハートが、歌の良し悪しを一番左右する物と考えています。
だから、普通の邦楽より、アニソンなどのストレートな言霊たちが、私の心を揺さぶるのでしょう。
そんな私の視点で、好きな歌を語ってみます。
ご感想、ご意見などございましたら、ちょっとした事でもコメントしてくれたらとても嬉しいです。
歌は心を熱くします。
それは決して歌のうまさに比例しません。
どれだけ絶対的な歌唱力をもってしても、素人に毛の生えた程度の歌唱力の歌に敵わない事もあります。
歌い手や作家の熱いハートが、歌の良し悪しを一番左右する物と考えています。
だから、普通の邦楽より、アニソンなどのストレートな言霊たちが、私の心を揺さぶるのでしょう。
そんな私の視点で、好きな歌を語ってみます。
ご感想、ご意見などございましたら、ちょっとした事でもコメントしてくれたらとても嬉しいです。
「絶望からの旅立ちを決めたあの日
私たちの前にはただ
風か吹いてたね」
ストリングスの焦燥感のある短い前奏から始まり、最初のこの歌詞と歌声で心を鷲掴みにするこの曲は、"マクロスFrontier"挿入歌。
マクロスF (フロンティア) O.S.T.1 娘フロ。/菅野よう子
人類存亡をかけた戦いのバックで流されたので、唯でさえ熱い歌に拍車がかかります。
「明日がもしも見えてしまえば
人は未来夢見る事なく生きるでしょう」
この部分大好きなんです。
未来は切り開く物で決められた物じゃない。
有りがちなこんな言葉を、このような表現で示すとは。
「眠らない想い
消える事の無い希望が
この手にあるから」
実は、この曲に注目する様になったのはこの部分がきっかけ。
"娘々サービスメドレー"で、ライオンからこの曲に移行する瞬間
何度聴いても全身に鳥肌が立ちます。
震えます。
ここから先はサビを一気に駆け抜けます。
「サヨナラを抱きしめて
愛しさを抱きしめて
君への想いで世界埋め尽くしたい」
熱い感情が旋律に乗り、聴く人の心を埋め尽くします。
ランカとのデュエットのバージョンがボーカルアルバム"娘たま♀"に収録されています。
マクロスF VOCAL COLLECTION「娘たま♀」/TVサントラ
このバージョンのBメロは神のパート分けと思います。
山場の主旋律をあえてランカに歌わせシェリルがコーラスに回る事で、曲に深い味わいを産みだしてくれます。
マクロスFrontier挿入歌。
数ある同作品の名曲の中から、もっともほのぼのとしたこの曲。
だからこそ歌詞が活きて来る。
そんな、徐々に魔法にかけられて行く様なステキなワード、今回1番について語ってみます。
「ねこの日記には
お昼寝の回数が
書いてある」
なんとも微笑ましい歌詞^^
「ブランコの日記には
今日の加速度や飛び立つ夢
書いてある」
一転、急に熱くなりました。
「時計の日記には
愛しい人が何度見てくれたか
書いてある」
ここ大好きです。
日常どこにでもある時計。
それがこんな事を考えてるなんて・・・
ちょっと、キュンときませんか?
「それなら私のくちびるの日記には
あなたの名前何回呼んだか書いてある」
ここで追撃が入ります。
恋の歌で"くちびる"というワードから連想されるのは"キス"だと思いますが、ここで出てくるのはもっと淡いもの。
露骨な恋愛表現ではなく、言葉の端々から見え隠れする淡い感情が感動を呼びます。
歌は聴いた事あるけど、歌詞とじっくり向き合った事の無い人は、これを機にぜひ歌詞を見ながら聴き直してみて下さい。
きっと、もっともっとこの歌が好きになりますよ。