皆様はじめまして。TOMIYA自由大スタッフ’あきだけじょう’でございます。
よろしくおねがいいたします。
1/22西成田コミュニティセンターで開催された「サバメシ講座」。
参加者5名、スタッフ3名でスタート。
サバメシとはサバイバル飯のことです。
今回はサバメシといってもアルミ缶でご飯を炊くものではなく、備蓄にぴったりの「お粥の缶詰」を使ってだれでも作れる簡単クッキングがメインです。
野原ディレクターの「サバメシ」のレクチャーで始まり、自由大スタッフで食担当のケアリーさんが「クリーミーコーン粥」をデモンストレーション。
その後皆さんで和気あいあいとクッキング&試食。
クリームコーンのまろやかさとごま油が味のアクセントになって評判も上場でした。(レシピも彼女の考案です)
試食後は3月11日の震災時の様子を話し合いました。
福島県で公務員をしていましたが被災して仙台在住になった自由大スタッフ’あさってのジョー’さんが、震災当時の貴重な話をしてくれました。
地震、津波の被害の他、原子力発電所の事故と、宮城県で被災した我々の想像のつかない未曾有の災害を体験。
今までの防災訓練はまったく役に立たなかったとの事です。
仙台と富谷在住の参加者からは、
・給水ボトルを運んだり色々なものを運搬するのにリヤカーが便利だった。
・太陽光発電装置のあった家から電気を使わせてもらった。
・公衆電話の場所がわからなかった。
・携帯の充電できる場所を確保するのが大変だった。
TOMIYA自由大学長は携帯の充電ができずに使えなくなり、行方不明にされてしまったとの体験談を話しました。
野原ディレクターからはA区役所で携帯の充電をめぐってけんかになったとの体験談も)と色々な話が出ました。
富谷町企画課の小山さんからは、富谷町役場も灯油が不足して、少ない在庫を避難所の石油ヒーターにまわしたので、役場職員の方は外で焚き火にあたってたという涙ぐましい苦労話を披露してくださいました。
少人数ながら色々な立場からたくさんの意見が出て、中身の濃い講座となりました。
今回の講座で出たこれらの意見を防災MAPと防災マニュアルにうまく生かせればと思います。
参加してくださった皆様、富谷町企画課の小山様大変ありがとうございました。
by あきだけじょう