1/22の食講座は、「お茶」でした。
急きょ、本当に急きょのご相談に、快諾頂き
「恋する和菓子を楽しみながら、せきしゅう清水流のお点前を体験しよう!」
という内容に変更してしまいました・・・
というのも、昨年福祉フォーラムに伺った際、地域防災についての
お話を伺ったのことがきっかけで、ご参加いただけないか・・・という
ご相談から、講師をお引き受け下さるということで
ホッと肩の荷を下ろしたケアリーでした。
しかも、仙台藩・・・・これは素晴らしいご縁です。
探検隊長のブログでも、関わりが見え隠れする「仙台藩」
その食文化の一部、武士道と並んで茶道の心得は
当時の武家・武士のたしなみといえるのではないでしょうか。
その流れをくむ「石州清水流」の指南として、様々なところで
ご指導されている白木先生のお点前が、まさかまさかの
自由大で、体験できるなんて、素晴らしい~~~と
一番気合が入っていたのは、何を隠そうわたくしでございます。
しかも、ご夫妻で、講師をお引き受け下さり、感謝感激で当日を心待ちにしておりました。
今回は、先生のお点前を頂くだけでなく、お一人ずつ、先生のマンツーマン指導の下
ほかの参加者の方へお点前を披露。
薄茶を点てて頂きましたが、主菓子は「いさわや」さんの季節の生菓子「ねじうめ」を
頂きながらでしたので、少し濃いめに調整頂きました。
なんといっても、茶筅を使うことなんて滅多にないので
柔らかく、しなやかに、しかも手早く・・・・
そんな動きに、悪戦苦闘する参加者の皆さんでしたが
お一人お一人に、寄り添って、声をかけていただいたので
きっと何かのコツはつかんで頂けたのではないでしょうか・・・
残念ながら、ケアリーはお点前は体験できませんでしたが
とても、大事なことを教えていただきました。
それは、「温度」です。
実は、裏方として、お茶碗を温めたり、
お湯が間に合うようお湯を沸かしたり、
お菓子の準備をしたりと、動いてはおりましたが
無知なわたくし、お湯の温度がこんなにも重要だとは
存じ上げなかったばかりに、ぐつぐつ沸騰したお湯を
ご準備してしまいました。
茶釜の温度は、ちょうど良い温度でご準備頂いたのに
そでで、ご準備したお茶は、熱すぎました。
それを、少し冷まして、こっそり頂いてみたものの
お茶ではあるのに、香りがしない・・・・
お湯の温度で、香りや深みが消えてしまうなんて
抹茶って、すごくデリケートなものだな~と
感じました。
そして、仙台藩と石州清水流、石州流清水派の系譜など
年表を用いてお教えいただき、作法の一つ一つが新鮮で
意味があるものでした。
気持ちを落ち着ける「何か」は、いろいろありますが
女性として、はんなりとした身のこなしに
憧れてしまいました。
ご参加いただいた皆様にも、大変喜んで頂けたこと
何よりでした。
白木先生ご夫妻に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!!!