子供のころに憧れたラジコン、80~90年代はオフロードが主流で昔はなんとかラジコンを手に入れてもニッカドバッテリーの充電に半日かかり、全開で走行できる時間はほんの5分程度で10分も走ればバッテリーが切れました
プロポに関しても昔は27MHz・40MHzという周波数帯を使用しバンドと言うものがあって、同じバンド同士では走行出来ずせっかく友達と走らせようと思っても同じバンドなので一緒に走らせることが出来ない…なんてこともありました
モーターに関しても昔はブラシモーターが主流で、モーターを慣らしてコミュテーターの研磨が必要だったり、高価なバッテリーはバラセルと呼ばれる電池を1本1本自分でハンダで繋ぎ合わせたりしていました
これらを経験したことがある方も『今』のラジコンを知れば再びラジコンを走らせてみたくなるかも知れません
今のラジコンは、1/10サイズのオンロードのツーリングカーが主流となっています
バッテリーは容量が増えて10分以上全開で走らせることが可能で、スマホなどと同じように追い充電が出来るバッテリーを使用しています
プロポに関しては2.4Ghzと呼ばれる周波数帯を使用することで、今までのクリスタルと呼ばれるモノが無くなりプロポと受信機をペアリングすれば他の人と混信することなくいつでも走らせることが出来ます
モーターはブラシレスモーターと呼ばれるコミュテーターを使用しないモーターが主流となっておりメンテナンスが非常にラクになっています
もちろん良いことばかりではなく、昔は公園などで気軽にラジコンを走らせることが出来ましたが、現在は公園でのラジコンは禁止されていることも多く、走らせる場所はサーキットが主流となっています
そのサーキットもピーク時からは数が減少していて、探すのも大変だしサーキットで走らせること自体敷居が高く感じるかも知れませんが、初中級者のかたも大勢いるのでサーキットに足を運んでみると良いと思います
昔はラジコンを始めることは出来ても続けることが大変だったけど、現在はマシンはもちろん機器類の進歩にともなってラジコンをとりまく環境も変わっているので、ぜひ再びラジコンを始めてほしいです
私自身、10代のころにラジコンで遊んで以来ラジコンに触れることなく過ごし、2013年ころから再びラジコンを趣味にしていますが、その理由が昔に比べて扱いが簡単になったから…で、こうして今も続けられているので今回は記事にしてみました