前回、前々回でボディのカットとマスキングを行いましたが、今回はいよいよ塗装です
何度も言うようですが、上手な塗装の仕方は他の動画サイトやブログをされているかたを参考にされるのが一番で、私にはそんな技術はないので仕上がりはそれなりですが、参考になるところがあればと思って記事にしています
塗装にはタミヤのポリカーボネート用スプレーを使用します、ポリカ用スプレーは品番にPS(ポリカ・スプレーの略)と書かれている物がポリカ用です
失敗しない色選びもあって、赤・黒・白・青・オレンジ・シルバーなどは失敗しにくく、黄色・メタリック系・フロスト全般は塗装が難しいので、慣れないうちは失敗しにくい色を選ぶと良いと思います
まずは缶をよく振りますが、冬場は缶が冷えていると塗膜不良をおこしやすいのでぬるま湯で暖めてから使用すると失敗しにくいです
30センチくらい離してスプレーしますが、1回目の塗装はこれくらい↓で十分で、1回目はこれくらいで止めるのが失敗しないコツだと思います
赤丸↓は吹き付け過ぎでこれ以上吹くと失敗の原因になるので、すぐに塗装を中断して一度乾かします
だいたい15分くらいすれば乾くと思うので2回目、多少ムラが出来ても気にせず↓くらいで止めて乾かします
先ほどの部分に塗料が重なってしまわないよう、避けるようにスプレーします
3回目、まだまだスプレーは残っています(だいたい4割くらい使用)この時点でボディの凹凸した塗料が行き渡り難い部分(赤矢印)を意識しながら吹き付けます
しっかり乾かしてから塗ることが大事で、薄く塗れば乾く時間も短く済むので、焦らず一気にたくさん吹き付けないように心掛けましょう
4回目、ほぼ色が入りました
5回目、私はスプレーは屋外で行っているので塗料が風で流されることもありますが、この時点でだいたい7~8割ほどスプレーを使用しました
塗り分けが無いボディはこれで完成!でも構いませんが、今回は黒の塗り分けがあるので黒を吹く前に裏打ちをします
裏打ちの色は白かシルバーにします、いきなり黒を吹くとボディの色が思っている以上にくすむので、面倒でも白かシルバーを吹いた方が失敗し難いです
白は2~3回くらい吹きました、私はここで屋根をカーボン柄にするので屋根部分にしていたマスキングを剥がしてガンメタを吹きます
黒塗装する部分のマスキングを剥がして最後に黒を吹けば塗装は終了です
少しくらいの失敗は気にしません、本来は↓の赤線内側の部分も黒にしたかったのですがここは表から黒の油性マジックで塗って誤魔化します
あとはシールを貼って完成♪ですが、私は今回、マット塗装にしたかったのでここから再び表側の窓をマスキングしてフラットクリアを表から吹きました
全て終わったらもう一仕事、ボディの補強も行っておきましょう
ボディは壊れてから補修するのではなく、完成時に補強しておくことで割れ難いボディになります
私はバンパー全体とフェンダーアーチを補強しています
飛び出した補強テープは曲線バサミを使用すればカットしやすいです
さて、長くなりましたが最終的に完成したボディがコチラ↓です
上手い人はもっとキレイに作製すると思いますが、私のボディはこんな感じで作っているのでこの程度なら自分にも出来そう!と思ってもらえれば幸いです
個人的には、頑張って一生懸命作ったのなら(色味や車種の個人的な好みは別として)どんな出来のボディでもカッコ良いと思うので、失敗を恐れずに挑戦して欲しいと思っています