ラジコンで苦手な工程にボディ作りを挙げる人も多いかと思いますが、基本的なことはラジコン雑誌などを参考にすれば良いと思うので、ここでは私なりですがボディ作りで意識していることを記事にしたいと思います
ボディをカットすること自体は塗装に比べればただカットするだけなので、そんなに面倒な作業ではないと思います
曲線バサミはホイールアーチをカットする際に、ナイフエッジリーマーはボディポスト用の穴あけをするのに便利なので『曲線バサミ』と『ボディ用リーマー』だけは最低限必ず揃えて欲しいです
ボディをカットする際にカットラインが見え難いボディもあるので、その際は表面に油性マジックでカットラインに沿ってマーキングしておくと誤ったところを切らずに済みます
間違って線を描いてしまった場合でもパーツクリーナーで消せるし、事前にカットラインをマジックでなぞれば実際にカットするイメージをしやすいです(※私は今回、敢えて本来のカットラインとは別のラインでカットラインを引いています)
カットに関しては直線部分も曲線バサミでカットして構いません
曲線部分のカットのコツはハサミの先端をカットラインに合わせてカットしていけば、大きく曲がってカットしてしまうようなことはないと思います
もう一つ、ハサミはチョキンと切りきらないで、チョ、チョ、チョ、とハサミの根元を使って少しずつカットしていくことです
ホイールアーチの先端は尖ったままにせず、↓のように少しカットしておくと良いでしょう
ラジコンは転倒した場合に周りの人が起こしてくれることが多く、その際に起こしてくれた人にケガをさせないための配慮です
面倒でなければカット後に400~800番くらいの紙ヤスリで慣らしておくと良いでしょう
↓のようにギザギザの断面よりも慣らして平らにすればその分ボディも割れ難くなります
上の図の真っ直ぐな切り口と、下の図のギザギザな切り口では衝撃が加わった場合にどちらが割れやすいか?は一目瞭然ですよね?
ボディポスト用の穴は塗装前に開けておく方が良いと思います
タミヤのボディをタミヤのマシンに載せる場合には目印があるので、自分のマシンに合わせた穴位置にリーマーで穴を開ければ良いです
穴位置が心配なときには最初に3mmくらいのピンバイスで穴を開けてボディポストとズレていないか確認してからリーマーで穴を広げれば失敗し難いです
また、予めボディポストの間隔を計測しておけば穴あけのマーキングをする際にも役立ちます
計測はボディポストの中心~中心で計測します、今回の私のFF03は間隔65mmでした
穴あけしたボディは指で持ち上げて、
離したらスッと下まで落ちる状態が理想です
穴を大きくすればどこにも引っ掛からず簡単に下がりますがその分左右にブレてしまうので、出来る限り左右のブレがなく且つ上下に動くように作れるようになることを目標にボディを作ってみましょう
最初は上手く作れなくて当然だと思いますが意識して作業するだけでも仕上がりは変わるし、ラジコンのボディは消耗品でもあるので何度も作っていくなかで走りとともに上達していけば良いと思います
一度に全てをやろうと思うと大変だと思うので、少しずつ出来そうなことから挑戦してみれば仕上がりも変わってきますよ