ラジコン初心者のかたが初めてサーキットに行ったときに気になる存在、いわゆる『常連』の方たち
初心者から見ればみなさんとてもラジコンが上手く見えるし、いろんな工具や道具を持っていて本格的で気後れすることもあると思うし、自分も最初はそうでした
いつの間にか私も常連と呼ばれる存在になってしまいましたが、だからこそ気を付けていることがあります
それは、『初めまして』のかたには、なるべく率先してこちらから声を掛けることです
最初からフレンドリーにいろいろ話しかけるとそれはそれでウザい常連と思われることもあると思うので基本的には距離をおいていますが、挨拶だけはなるべくこちらから声を掛けるようにしています
たとえ相手から挨拶が返って来なかったとしても『初めてだし恥ずかしいんだろうな』と思うくらいで気にしないし、会釈だけでもかえってくれば十分だと思っています
それともう一つ、コース内で誰かのマシンが止まってしまった場合も率先して大きな声で『止まってるよ~』と声を出します
サーキットでマシンが止まってしまった場合は大きな声で『止まってます!』と言うのがマナーですが、常連同士であれば止まっているのが見えていたり分かったりするので、ついつい忘れてしまうこともあると思います
初心者のかたからすれば『アレ!?止まってますって言わなくても平気なのかな?』とか、止まってしまったときに大きい声を出すのが恥ずかしい…と思うかたもいるでしょう
なので、これくらい大きい声で『止まってます』と言うのが普通だと思って欲しいので、特に初めましての方が来ている時はなるべく言うようにしています
大きな声を出すので『止まってます!』だと少しキツく聞こえてしまうこともあるので、私は『止まってるよ~』にしています
私自身、ラジコンを始めたての頃に意を決して初めて訪れたサーキットで、勇気を出して挨拶をしても無言でチラっと私を見て再び常連さんたちと賑やかに話し始めたので『初心者で初めてだから嫌われてるのかな…』と、寂しい思いをしたこともあるのでその辺は特に気をつけています
その後、別のサーキットで初日の最初に優しく声を掛けてくれた人がみんなに『会長』と呼ばれている人でとても良くして頂き、それ以来、私は会長を『師匠』と呼ばせてもらって屋上サーキットに通うようになりました
ラジコンを続けるか?そのサーキットに通うようになるか?も、結局はそこにいる『人』によるところが大きいと思うし、初めてで寂しい思いをしてせっかく始めようと思っていたラジコンを辞めてしまう人もいると思うので、自分が常連と呼ばれる存在になった今でもその時の気持ちは忘れないようにしています
最近ようやくレースやタイムで師匠を上回ることは出来るようになってきたけど、『人柄』で師匠を上回るのはまだまだ先です(笑)