ハイエンドと呼ばれるマシンはたいていの場合フラットなカーボンシャーシで出来ています
そのシャーシを良く見るとフロントとリアに、ネジ穴ではない小さい『穴』が空いていることがあります
これはシャーシの左右バランスを計測するための穴で、使い方は
↑のような『シャーシバランシングツール』と呼ばれるモノの上に、バッテリーを積んで走行状態にしたマシンを載せて
左右のバランスを見るための穴です
左右バランスをあまり気にしないかたもいますが、私はホームセンターなどで売っている小さい水平器を使用して水平器を見ながらウエイトを積んでバランスを取るようにしています
この左右バランスもセッティングの一つではあると思うので、サーキットによっては敢えてどちらかを重くすることもあると思います
最近のマシンは非常に軽量に作られていてレースの規定重量に満たないことが多く、ウエイトを積むことが前提になっています
どうせ積まなければならないウエイトならバランス良く積んだ方が良いと思うので、私の場合は最終的にこのツールの上でスロットルのオン・オフをしてもバランスが保てるまで調整しています
ちなみに、無限MTC2には前後バランスを確認するための穴も空いていて、私の場合は真ん中と真ん中より一つ後ろの中間(5.5対4.5)くらいのバランスにしています
F1マシンにもバランス用の穴が空いていることがありますが、Tバーの場合はメーカーによって穴が空いていないこともありますので注意してください
極端にバランスが崩れたマシンよりもバランスが取れているマシンの方がクセもないと思うので、気になるかたは試してみてはいかがでしょう?
ウエイトもいろんな種類があるので用途に合わせて使い分けています
バランシングツールに関しては意外と高いので、ゴルフで使うゴルフマーカーを使用してる人もいるとかいないとか!?