大切なのは・・・闘争心より向上心 | テールエンダーの『ラジコンが上手くなりたいッス。。。』

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私がラジコンを趣味にしてレースに出るようになって数年経ちますが、実は私にはほとんど『闘争心』というものがありません

 

 

性格的なものもあるのかもしれませんが、『何が何でも勝ちたい』『優勝しないとイヤだ』『勝てないからレースに出たくない・つまらない』と思うことは全くありません

 

 

 

 

例えBメインや最下位でも、今までより良いタイムが出たり誰かと良いバトルが出来れば勝っても負けても十分楽しいし、またレースがしたいと思えます

 

 

もちろん『負けたくない人』はいますが、簡単に勝てる人ではないし『挑戦すること』を止めたときが私の『負け』で、むしろ『常に私の上に居つづけて欲しい』くらいの気持ちでいます

 

 

私自身、ほんの2年くらい前までは全然上手く走れませんでしたが、おかげ様で最近は周りから昔より『速くなった』『上手くなった』と言われるようになりました

 

 

ただ一つ、私には闘争心はありませんが、向上心はあります

 

 

この2年くらい、どうすればラジコンを上手く速く走らせることが出来るのか?は考えてきたつもりです

 

 

 

特に意識したのは、自分の腕に合わせた『自分に都合の良い考えのセッティング』ではなく『キチンとしたセットアップ(基本)が出来ているマシン』に自分の腕を合わせることと、ラジコンを最適に走らせるためにはどのような操作をすれば良いか?です

 

 

もしラジコンが上手くなりたいのであれば『レースに出ても勝てないから』『いくらやっても速くならないから』…と嘆くまえに、

 

なぜ『アウト・イン・アウト』で走行するのか?

 

マシンは加速(停止→最大速度)と減速(最大速度→停止)ではどちらが時間を要するのか?

 

『タイヤのグリップを使う』とはどういうことなのか?

 

荷重移動ではマシンやタイヤにどのような変化が起こっているのか?

 

などを考えてみましょう

 

 

アウト・イン・アウトは基本で速く走れるから…ではなく、これらを論理的に正しく理解して正しい操作をしていればそれだけでも上手く速くなるし、マシンにセッティングを施すのはその後で十分だと思っています

 

 

 

 

ラジコンを『競技』として楽しむのであれば『闘争心』と『向上心』のどちらも必要かも知れませんが、私のように『趣味』としてときどきレースを楽しむくらいなら、『向上心』だけでも十分に上手く速くなれると思いますよ

 

 

もちろん、ただ理論を理解しただけでは上手くはならないので、理論を理解した上で実際に走らせて練習することはとても大事です