5月23日投稿
1989年8月、小五の長女がバージニアビーチで1年間の留学を終えて迎えに行った時の出来事。
ニューヨークの和食レストランで食事
娘とニューヨーク市内で大きな荷物を抱えて信号待ちをしていると、大柄な黒人がサッと寄ってきて“荷物一つ運んであげるよ”と言ってくれた。ニコニコして正に親切なアメリカ人という印象を持った。
ところが、信号を渡り終えた途端にガラッと人相が変わり、“20ドルだっ”ていわれた。
俺:えっ!? なんで?
相手:荷物を運んであげたじゃねーか。
俺:俺は頼んでいないよ。
相手:荷物を運んだから金を払うの当然だろう。
俺:だから、俺は頼んでねーよって!
相手:つべこべ言わずに金払えっ!
俺:冗談じゃね-よっ!
相手:テメー、コノヤロー、日本人か中国人か知らねーが。
俺:日本人だと思って馬鹿にすんじゃねーよっ!
相手:ふざけやがって、このヤローぶっ殺すぞ!
俺:オイ、オイッ! 皆見ているぞ!
いい加減にしろよっ!
相手:テメー、今度会ったらただじゃ済まねーからな!
俺:オメーこそ気をつけろ。このアホッ!
ニューヨークのど真ん中で多くの人が何事が起きたのかと寄って来て、相手もひるんだのだろうか。すごすご人ごみの中へ消えていった。
アイツはこうして日本人から小銭をせしめていたのだろう。
ニューヨークではよくあることだが。
絶対許せねーな!
グレーハウンドバスでの親子旅