気が付いたら空港にいた。
まぁそんな訳はないけど色々考えた。
きっと帰っても何も変わらないって思ってる自分。
微かに淡い期待を持ってる自分も確かにいた。
地元に帰るのは2年振り。
ミキにも言ってない
友達にも
親にさえも。
ホントにそれぐらい突発的な行動だった。
着いたら真っ先に会いに行こう。
驚くかな
喜ぶかな
いなかったらどうしょう……
期待と不安が交錯する中
ミキの家の前に着いた。
明かりは…………
ついてた
この時期地元は雪の季節
でも、寒さなんて気にならなかった
雪玉を窓にぶつけた
窓が開いた
そこには変わらない彼女の姿があった。
驚いてくれた。
喜んでもくれた
その時の俺にはその感情しか受ける事しか出来なかった
でも、彼女中にはそれとは違う大きな感情が芽生えていた。
数日が経ち、小学からの友達と酒を飲む事になった。
その時まさかの話を聞かされるとは
友達「前に予備校行く途中ミキチャンに会ったよ」
俺「ホント、何か話したの?」
友達「まぁ……言っていいのかなぁ……。」
俺「何よ!言え」
友達「本人から聞いた方がいんじゃない」
…………………………………。
友達「まさか戻って来るとは思わなかったみたいだよ………それでチョット重いらしい。。」
きっと友達しかここまでありのままの事を伝えてくれる人はいないだろう。
本人に聞いたらもっとオブラートに自分が悪くならない様にはなす。
確かに俺の行動は軽率だったかもしれない
誰も責める事は出来ない
来たの俺の意志であって彼女の意志ではない
と自分に言い聞かせた
でも、「会いたい」は俺に伝える言葉でもない
この後、俺がよそよそしい態度をとり
ギクシャクした2人は
お互いの番号を消す事にした
