昨日、介護保険負担限度額認定証(母)を老健に出してきました。
この介護保険負担限度額認定、母が老健に入所したときは貯蓄額で申請できませんでした。
介護保険高額介護サービス費は入所してすぐに申請したので毎月20,000円超くらいは支給されているのですが、介護保険負担限度額は貯蓄額でNGだったのと、老健はダメだと思い込んでいて申請しないままにしていました。
以前ブログでお金の話を書いたとき、メッセージでこの申請の件をアドバイスもらったのですが、「以前申請できなかった」と返信していて、改めて申請要件を調べようともしなかったのです💦
ところが今回主人のことでいろいろ調べているうちに、母も諸事情で貯蓄が減ったのと老健でも申請できる!と分かったので急いで申請したところ、あっさりと承認されました。
そして先週末に認定証が来たので、洗濯物の入れ替えついでに老健に出してきたわけです。
バカだな、私。
もっと早くできたのになんでしなかったのだろう・・・。
せっかくアドバイスもらったのに、なぜ「前ダメだったから」と答えてたのだろう。
いろいろなことでいっぱいいっぱいで、更に「老健は使えない」と思い込んでいたのもあるのですが、ちゃんと調べろよ、と自分を少し責めてます
そして老健に認定証を出したことで不安が増えました。
なぜかというと、申請しようと思い立った際、ちょうど老健のケアマネさんと話す機会があったので申請することを伝えると、驚くべき回答が返ってきたからです。
なんと、老健で介護保険負担限度額認定を使うと施設側の負担額が増えるそうで、そうなると退所リストに載る可能性が高くなるそうなんです。
負担額の上限を超えた分は市町村が払ってくれると思っていたので、すごく驚きました。
そもそも老健は半年くらいしかいられないはずではありますが、どういう理由かは知りませんがここは母を含めて長くいる人も多いのです。
母ももう一年半お世話になっています。
ただなんらかの基準があって退所リストに載る人もいるそうで、その条件の一つがこの介護保険負担限度額認定証による減免だと言われました。
ええええ、そんなことがあるんだ?!
ということは、主人が特養に入るときや、もし特養の前に老健に入るとなったら減免したらすぐ出されてしまう、ということになります。
慌ててこの話を主人のケアマネさんに伝えました。
ケアマネさん、とても驚いてらっしゃいました。
施設のケアマネさんと在宅介護のケアマネさんでは専門が違うので知らないことも多いとは言え、そんな話は聞いたことがない、と。
「近々、特養のケアマネさんに会うので聞いておきます」とおっしゃっていました。
それにしてももしこの話が本当であれば、介護制度に矛盾を感じます。
お金がないから使う制度なのに、そのせいで施設に入りにくくなったりいられなくなったりしたら本末転倒ですよね
中途半端に収入があると費用面の免除が少ない、とは聞いていましたが、減免使ったら施設にいられないなんて、何のための介護制度だよ、と思います。
母の場合は老健だからかもしれないですが、退所リストに載る可能性が出てきた以上、母の特養も探さなければなりません。
主人の介護認定再調査は5月のGW明けになったのですが、入院先で落ち着いてしまっていたら区変できるかどうか分からないので、特養探しは場合によってはまだ先になるかもしれないのですが、母方は急がないといけないかもです。
本当は区変が叶って主人が先に特養入所を終えて、それからゆっくり母の特養を探せるのがベストなんですけど。
こればっかりは上手くいくように祈るしかありませんね。