早くも折れそう | 夫が前頭側頭型認知症になりました

夫が前頭側頭型認知症になりました

2023年12月に夫が67歳で「前頭側頭型認知症」と診断されました。
現在進行形の介護をブログにしていきます。

在宅介護が始まって三日目。

 

昨晩は何とか寝てくれましたやはり1人では寝ないので、結局は私が入浴が終わった23時に一緒に寝る羽目になりました。

夜中に3回くらいトイレに起き、最終的には5時30分に起床です。

 

起きてからは朝ごはんまでにかりんとう、アイスコーヒーを繰り返し、朝ごはん後に歯と顔を洗うと言いましたが結局時間がなくできず。

 

着替えるときにパンツの履き替えを促すと「平気だからいい」と何度か拒否をしましたが「せっかくだから履き替えていこうよ」と勧めると「そうだな」と了承。

今日のデイサロンはお風呂がないので履き替えて欲しいな、と思っていたので良かった~!と思いながら着替えさせると、なんとリハパンが尿でパンパンでした。

 

何度もトイレに行っているので間に合っているだろうと思っていたのですが、実際は間に合っていなかったのですね。

 

でもデイサロンには機嫌よく行ってくれました。

大きな公園に行き、お昼ご飯に大好きなラーメンを食べ、とても楽しそうだったようです。

 

あー、良かった!と思っていたのですが、帰ってきてからが大変でした。

 

帰宅が夕方なので私もまだ仕事中です。

それでもしょっちゅう目配りと声掛けをしているのですが、突然また「コンビニにタバコを買いに行く」と言って着替えてしまいました。

 

昨日までは「一年以上前に止めたからもう吸わなくていいのよ」「あ、そうだっけ?」でおさまっていたのですが今日は収まらず。

タバコスイッチが入ってしまい、どういっても聞き入れません。

 

仕方がないので「じゃあ一緒に散歩に行こうか」と仕事を放り出してお散歩へ。

散歩中も何度も「コンビニ行くよね」と念押ししてきます。

「用事ないから行かないでも大丈夫よ」と何度か繰り返したのですが、どうしても「タバコを買いに行く」と言います。

何とかなだめすかして忘れさせようとしたのですがダメで、しかも「お腹痛いかも」と言い出しました。

「お腹痛いなら帰ろう」「ヤダ、コンビニに行ってタバコ買う」を何度も繰り返しながら歩き、「ウンチ出ちゃった」と言いながらも「タバコ買う」の一点張りです。

私もまだ仕事中だったのでどうにかして家に帰りたくて、つい「家にあるから」と言ってしまいました。

 

そうしたら「家にタバコあるの?じゃあ帰ろう」と素直に帰宅。

 

帰宅後すぐにトイレ行き、そのあとで何度も声掛けしてリハパンの履き替えも完了。

これでタバコのことは忘れてくれるかな、と思っていたのですが甘かった。

しつこくしつこく「タバコあるんでしょ、出して」と詰め寄ってきて、「ちょっと待ってね」と逃げ続けていたのですが、とうとう怒鳴りだしてしまいまして・・・。

 

ああ、これはもうダメだな。

散歩のときの様子を考えても、このままでは夜にコンビニ行きかねないな、と思い、隠していたタバコを出してしまいました。

 

一本喫煙して機嫌は直ったのですが、その後も10分おきに「タバコ買いにコンビニに行く」「あるでしょ」「あ、ホントだ」を繰り返し、そのうち「コンビニに買い物に行くけど何か欲しいものある?」に変わり、延々とその会話が続きます。

 

会話が続くのはいいんです。

何度も同じ返答をするのは苦痛ではないのです。

 

怖いのは夜中の徘徊です。

 

内鍵で開けられないようにしていますが、もしそれに気がついてしまったらどうなるのか。

今日のタバコ事件で、スイッチ入ってしまったらもう絶対に聞かないんだな、と感じました。

つまり夜中に出かけたいと思ったら、私が鍵を開けるまで要求し続けるでしょう。

 

今日一緒に散歩に行ったときも「あ、これはすぐ夜中に出ようとするな」と思いました。

やっぱり脱抑制が強くなっているんです。

 

ずっとこんな調子なので、主人が家にいる間はかかりっきりです。

仕事しながらの介護・・・やはりキツイです。

 

私は、前頭側頭型認知症の大変さを舐めていたのかもしれません。

 

もう今夜が怖くて、たまらずケアマネさんにショートメールで連絡をしたところ、時間外なのにすぐ電話をくれました。

そして病院に相談してみた方がいい、とアドバイスをくれました。

 

19時過ぎてはいるけれどもしかして夜間でもつながる電話番号があるかもしれないのでとりあえずかけてみた方がいいと言われ、試しに相談室にかけました。

 

ラッキーなことに電話がつながり、明日朝一で担当の相談員さんに伝言してくださって折り返しをいただけることになりました。

明日は主治医もいるので、すぐ相談してくれるそうです。

且つ、もし今夜徘徊してしまった場合は、緊急保護入院を対応してくれる病院を紹介してくれるセンターの電話番号も教えてくださいました。

 

それにしても、退院してたった三日で折れてしまいそうな自分を殴りたい気分です。

 

でも主人がいる時間は目が離せず付きっきりで仕事にならないですし、もし夜出かけるようになったら主人の安全が確保できません。

 

私が離職しないとやれない場合も主人の安全が確保できません。

 

今も横目で様子を見ながら、仕事をしつつブログを書いていますが、そろそろ寝させるために私もお風呂に入って寝ないといけません。

仕事が残っているのに・・・。

 

どうするべきなのか、明日、相談員とケアマネさんと話して決めたいと思います。