退院しました! | 夫が前頭側頭型認知症になりました

夫が前頭側頭型認知症になりました

2023年12月に夫が67歳で「前頭側頭型認知症」と診断されました。
現在進行形の介護をブログにしていきます。

今日、主人が退院しました。


午後からは担当者会議でデイサービスやデイサロンの方々が我が家に集まるので、それまでにお昼ご飯を済ませる予定で病院を出ました。


とは言えあまり早く帰ってしまうと「散歩に行く」と言い出しかねないので、少しドライブしてから帰りました。


ちょうど桜が散り始めた時期だったので、近所ですが桜があるところを選んでドライブ。

とても喜んでました。


お昼ご飯は家でホームベーカリーで焼いたパン、焼きおにぎり2個、バナナ、カットフルーツ。


退院時に病院の栄養士から「食事を残すことが多いので体重が増えませんでした。帰ってからも食が進まないようでしたらいろいろ考えていきましょう」と言われたのですが、帰った途端にすごく食べました。


昼食後もアイスコーヒーを飲みながらずっとお菓子(クッキーやかりんとうやスナック菓子)を食べ続けてました。


たぶん入院中はお菓子が食べられなかった反動でしょうね。


担当者会議のときは何が起きているかはよく分かってはいなかったですが、明日からリハビリに行くところの人たちと説明をしたら愛想よくしていました。

明日になったら分からないですけどね。 


皆さんが帰った後も更にお菓子を食べ続け、たまに「一服する」と言ってキッチンへ行こうとしていました。


その度に「一年前にタバコは止めたじゃん(嘘)」「え、俺、タバコ止めたの?全然覚えてない」の繰り返しです。

何とかこれでこのまま忘れてくれればと思っています。


そして今日は夜ちゃんと寝れるようにとにかく疲れさせようと思って、夕方からまた一緒に車で買い物に行きました。


買い物前にはトイレに入ってしっかり排便。

実は病院でかなり便秘気味だと言われており、下剤が三種類が出ていました。


ところが家に帰ってから急にたくさん食べたせいもあって少々緩めのようです。


トイレの度に「パンツ大丈夫?汚れてない?」と聞くと「うん、大丈夫」と言うので安心していたのですが、買い物に行く前にも念の為に聞いたら、なんと「履いてないから大丈夫」と言われてビックリガーン


どうやら病院で着替えるときにリハパンを脱いでしまったようでした。


退院時の着替えを持っていった際に、リハパンを履かせて欲しいので布パンツは持ってきていないことを伝えたのですがダメだったんですね。


でも買い物から帰って来て部屋着に着替えるタイミングでシレッとリハパンを出したら素直に履いてくれました。

良かった!


相変わらず認知機能は保たれていますし(同じ会話は何度もしますが)日常会話は問題なく、LINEの使い方も覚えていました。


そういうのを見ているとまだ「本当に認知症なのかな?」と疑ってしまうのですが、パンツを履かずにズボンを履いてしまったり、病識がなく入院していたことを忘れかかったりしているのを見ると、信じるしかないんだな、と思います。

私も往生際が悪いですけど。


あとは今のところ1人で外に出ようとはしていないですし、鍵がないと開かない内鍵にしているので平気かな、とは思いますが油断は出来ないので早めに就寝して欲しいです。


そして明日からのデイサービスに行ってくれることを祈ってます!