⑫変化の振り返り_日記から | 夫が前頭側頭型認知症になりました

夫が前頭側頭型認知症になりました

2023年12月に夫が67歳で「前頭側頭型認知症」と診断されました。
現在進行形の介護をブログにしていきます。

回顧録の中でも書きましたが、本格的な便失禁をした日です。

この日は夜の散歩での転倒もありました。

症状の進みを強く意識した日でした。

 

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1月2日(火)

 

頭にきてお風呂の蓋を閉めてガスも消した。
どうせ言っても入らないから。
気にしないで自分の生活ペースを守らないと私が倒れてしまうので、対応を変えよう。
・お風呂を急かさない、入るなら勝手に入れ。
 ガスも切るし蓋も閉める。
・私は寝る、眠くなったら勝手に寝ろ。
・明け方にまだ寝ていなかったらガスとテレビは消す。
お風呂に入らせよう、ベッドで寝かそうと思うから眠れない。
それをやめる。
どうせ歯も顔も洗わないんだし、お風呂もいずれ入れなくなるんだし。

 

気にしないようにして0時30分に私はベッドへ。
深夜1時30分に目が覚めたら、散歩に行っていていなかった。

2時頃に帰ってから入浴。

4時も散歩に出てた。
5時寝ていない。給湯器の電源が付いてる。
7時寝ていない。

5時の段階でテレビを消せば寝ると思って消したが寝ていなかった。

給湯器はずっとつけっぱなし。
やっと歯を磨いて8時に就寝。


10時頃に起きてハンバーガー2個とバナナを食べる。
日中から夕方はコタツでうたた寝を繰り返して、歯と顔は洗わず。


16時45分散歩1回目、18時帰宅。
帰宅後にトイレに入ったので「出たの?」と聞いたら公園で大をしてきたがパンツに脱糞してたからそれを流した、と。
パンツを着替えないので替えさせる。


20時食前に散歩、21時食後に散歩。
帰ってきてまた慌ててトイレに入ったので、どうしたのかと聞くとまた脱糞した、と。

着替えが必要かと思いトイレから出てもらうと、パンツも脚もウンチだらけ。
シャワーさせようと脱がすと更にウンチが落ちた。


「すぐシャワーに入って」と言ったが、頑として入らない。

「一服してから入る」と怒り、ウンチまみれの脚でキッチンへ行く。
仕方がないので脚を除菌シートで拭いて一服させた。
あまりにも汚れているのでシャワーで洗ってあげるというと拒否された。

でも何とかシャワーは済ませられた。


よくよく話を聞くと、ここのところ何回も脱糞しているらしい。
初めて聞いた。

もしかして私が寝ているときにやらかして、下着も替えずにいたのか・・・・?


23時40分散歩に出て、「転んじゃった」という。

枯葉で滑ったらしく、ズボンの両ひざと手のひらが汚れていた。

怪我はなし。

昼夜逆転、夜中の散歩に加えて、便失禁と転倒。

心配でますます夜眠れなくなりそうだ。

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