①変化の振り返り_日記から | 夫が前頭側頭型認知症になりました

夫が前頭側頭型認知症になりました

2023年12月に夫が67歳で「前頭側頭型認知症」と診断されました。
現在進行形の介護をブログにしていきます。

主人の入院中は病状が分からないため前頭側頭型認知症の変化について記すことができずに、最近は私のつぶやきばかりになってしまっています。

 

本来の目的からちょっとズレてきた気がするので、少しずつですが日記を元に変化の振り返りをしようと思います。

 

日記をつけ始めたのは、認知症専門病院に問い合わせをして「サインが出ているので受診してください」と言われてからです。

元々は初診時に書面で出すために今までの違和感や変化をまとめていたのですが、私の気持ちを吐き出す場も必要だと思ってつけ始めました。

 

いろいろあって精神的に追い込まれそうになり、これはマズイ、気持ちを書き出さないと不安でいっぱいになる、そう思ってつけ始めたのでかなり乱暴に心情が書かれています。

 

それを少し加工しながら、何回かに分けて載せていこうと思います。

 

まずは最初の日記です。

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2023年12月3日(日)

 

今日から日記をつける。

いろいろ続いて気持ちが辛い。

 

一昨日、仕事中に涙が止まらなくなった。

愛猫が亡くなってすぐに繁忙期に入って、昨年よりもハードで。

みんないっぱいいっぱいで仕事を分担することもできず。

休みもろくに取れない状況で、愛猫を亡くした悲しみを癒す時間もない。

どうにもしんどくて、上長に業務を助けて欲しいと訴えたが調子が悪かったらしく返信がすごく遅くて、結局は自分でやる羽目に。

 

そんな忙しい状況なのに旦那の様子がおかしい。
病院に相談したら認知症の可能性が高いと言われた。

薄々感じてはいたけど、ショックだった。


そういうのが複合して涙が止まらなくなった。
死にたいと思ってしまうくらいに辛かった。

 

旦那に辛い、と訴えるが「かわいそうに」とは言うけれど、それだけ。
大泣きしているのに知らん顔。

今までだったら「どうしたの?大丈夫?」と話を聞いてくれたのに。

何度も何度も「辛い、死にたいくらいに気持ちが落ち込んでる」と言ったが「かわいそうに」と言うだけで、知らん顔でテレビを観ている。

 

今までの旦那じゃない。

人の感情に共感しなくなっている。

記憶も行動もおかしいと思っていたけど、感情もおかしくなっている。

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