人に会うのはまだ辛い | 夫が前頭側頭型認知症になりました

夫が前頭側頭型認知症になりました

2023年12月に夫が67歳で「前頭側頭型認知症」と診断されました。
現在進行形の介護をブログにしていきます。

ここのところ唯一の趣味のバレーを休んでいます。

前回行ったときに集中できなくて楽しめなかったのもあるのですが、今はまだ人と会うのが辛いからです。

 

気持ち的にはしっかりとこれからを見据えて頑張ろう!と思ってはいますが、やはり主人の病気と関係ない人たちと会って、無理に明るく振舞ったりするのはまだシンドイんですよね。

 

スポーツって心も元気じゃないと楽しめないです。

だから昨日も練習を休んで、一人で推しの映画を観に行ってきました(二回目)。

 

会社にも主人の病気のことは言っていません。

どうしても半日休んだりすることや休憩を長めに取って抜けなければならないことがあるので、「入院している」ということだけは言いましたが、それ以上は言う必要もないので言っていないのです。

 

WEB会議でも課題に対する発言はしっかりしないといけないので、頭をフル回転しています。

仕事と主人のことは無関係なので、会議の直前まで泣いていても涼しい顔で会議に参加します。

本心はすごく疲れるのですが、対面じゃないだけマシですから。

 

実は私、対面だとすごく無理しちゃうタイプなのです。

 

昔から不機嫌とか気分のムラとかがなく、体調不良もほとんどないので、「いつも明るくて元気」と言われてきたせいか、嫌なことや悲しいことは顔に出さない方なのです。

 

このブログでは泣き言も愚痴も文句も言いますし、家族会でも同様に大泣きしながら話したりしますが、それ自体が私にとっては稀有なことなのです。

ブログは匿名、家族会は同じ境遇の方々ばかりなので、本音が言えるのです。

 

だけど会社の人たちや趣味の繋がりの友人は違います。

言って気を遣われるのも嫌なので、いつも通り平気な顔をしようとしてしまいます。

仮に「ご主人は大丈夫?」と聞かれたら「大丈夫です」と言ってしまうことでしょう。

 

それが今の私にはまだシンドイ。

周りに気を遣う気力もないので、今はまだ人と対面で会うのは止めています。

 

もう少ししたら自然に人に会えるようになってくると思うので、それまでは無理をしないでおこうと思います。

 

これも自分を労わることだと思っています。