うるさくは言いたくないけど | 夫が前頭側頭型認知症になりました

夫が前頭側頭型認知症になりました

2023年12月に夫が67歳で「前頭側頭型認知症」と診断されました。
現在進行形の介護をブログにしていきます。

今日は都心でも雪。

私の住む神奈川県も昼前から雪になり、この時間は家の前の道路にも積もってきています。

これからもっと本格的に降るそうで、今夜から明日朝の交通機関の乱れが心配ですね。

通勤の方はご注意くださいませ。

 

主人は空模様や天気を見るのが好きで、特にこういう雪の日は何度も外を見て「積もってきた」「天気予報あたるなー」などと楽しそうに言っていました。

「見てみな」としょっちゅう私を呼ぶので、二人でよく外を眺めて喜んでいたりもしました。

主人は横浜市出身、私は品川区出身なので、あまり雪には縁がないために妙にテンションが上がってしまうんですよね。

 

きっと今日も病室の窓から、何度も外も見ているんだろうと思います。

ああ、前にみたいに一緒に雪を見て話したいな・・・。

 

さて、主人が入院している病院ですが、まったく病院からは連絡がありません。

連絡がないのは落ち着いている証拠かもしれないですが、入院して一か月後のカンファレンスの予定の連絡すらないのは、ちょっとどうかな、と思ってしまいます。

 

確かに入院したのが1月22日ですからまだ一か月は経っていないにしろ、カンファレンスの予定日は早めに決めたい、と入院のときにお伝えしたのに・・・。

 

私の仕事は毎月の繁忙期が明確で、その時期は絶対に休めないのです。

月後半から翌月月初の数日間は、社員の給与計算をする時期でお昼休憩もろくに取れないくらい多忙です。

病院に行くとなると半休を取るか、休憩を長くして仕事を抜けていくかなので、繁忙日を避けて仕事に影響のない日に設定しなければなりません。

会議も多いのでなかなか大変なんです。

 

というわけで今朝、こちらから病院の相談員の方に電話をしました。

が、本日は不在💦

 

代わりに受診前からすごく相談に乗ってくださった臨床心理士のSさんが電話に出てくださって「私もすごく気になっていました。奥さんは大丈夫ですか?ちゃんと眠れていますか?」と気遣ってくださいました。

「少しずつ寝れるようになりました」とお伝えすると「良かった・・・心配してたんです。ご主人のカルテも時々見てますよ。落ち着いているようですよ」と教えてくださいました。

気遣いがとても嬉しかったです。

 

面会の予約は取れてはいるものの、その日に何か病状の説明があるとも聞いていないし、カンファレンスの日程も全く連絡がないので、ということをお伝えして、

まずは2月7日の面会の日に、先生か病棟の看護師さんから現在の状態とどのような治療をしているのかを聞きたい、とお話しました。

 

カンファレンスが入院から一か月後くらい、となってはいるとは言え、どんな治療をしているのか、薬を飲ませているのか、飲ませているならどんな薬なのか。

家族に全く説明がないまま、というのは納得できません。

 

病院なので基本的にはお任せするべきなのでしょうが、せめて説明くらいはあっても良いのでは、と思うのです。

 

特に主人は初めての入院、私も主人も病気のことをしっかりと受け止められていないわけです。

病院側は慣れているかもしれないですが、私は、私たちは、悩み苦しみ、悲しみの絶頂にいるわけです。

 

Sさんは看護師ではなく臨床心理士ですので、その辺りの気持ちはきちんと汲んでくださり、「面会の前か後に医師か看護師から状況をお伝えするように言っておきます!カンファレンスの件も相談員に伝えて、早く設定するように伝えますね!」と言ってくださいました。

 

あまり病院にうるさくは言いたくないのですが、病院側と同じように家族も慣れていると思ってもらっちゃ困ります。

 

だって、私はまったく慣れてませんから!!