情けないことに昨晩は眠れませんでした。
目をつぶると病棟に入っていくときの主人の顔が浮んでしまい・・・。
少しウトウトしても今まで通り1時間ごとに目が覚め、誰もいない真っ暗なリビングを見てまた涙。
仕方がないので、リビングの照明を小さな常夜灯にしてつけておきました。
あんなに主人が一晩中照明を点けていることに怒ってたのに・・・ね。
結局、眠れぬままいろんな方の介護のブログを読んでいました。
皆さん在宅で頑張っているのに、私は頑張れなかった・・・。
デイとかを使いながらならまだ自宅でみれたのでは、と思ってしまいました。
もう後戻りできないのに、入院させて「しまった」という思いを抱いてしまうなんて、覚悟が足りない証拠ですね。
でも昼夜逆転と夜中の徘徊は命に関わります。
今まで奇跡的に無事だっただけ、事故に遭ってもおかしくなったのです。
それを保護するための入院なのに、また見失ってベソベソしてしまいました。
仕事のときは事実と感情を切り分けられるのに、主人のことになると全然ダメです。
昨日、主治医も相談員も、退院後は施設前提で話されていました。
在宅介護は無理、という判断です。
仕事がフルリモートとはいえ、私一人で在宅で診るのは無理でしょう、と。
「今はそこまで考えられないので、もう少ししたら相談させてください」とお伝えしました。
昼間も何回も寝室を見てしまいます。
今までだったらそろそろ起きる時間だな、と・・・。
でもいない。
頭では分かっているのに、心が追いつきません。
先ほど病院に電話をして様子を聞きました。
昨日は2時間しか寝ておらず、病院でもリハビリなどをして夜まで寝なかったせいか、22時~7時までぐっすり寝ていたそうです。
睡眠導入剤も使っていないそうです。
「とても穏やかに過ごされていますよ」とおっしゃっていました。
やはり昼間起きている、ということが大事なんですね。
私はそれをしてあげられなかった。
病院だからこそ、できたのでしょう。
昼間は病棟内をたくさん歩いて、施錠されているドアの前に立っていたそうです。
看護師さんに促されておとなしくお部屋に行くそうですが、お部屋内でも窓の外を見ていたりするそうです。
なるべく歩かせてあげてください、とお伝えしました。
時々、看護師さんに「帰れないの?」と聞くそうです。
「ここがどこか分かりますか?」と聞かれると、住所を聞かれたと思ったようで「●●区ですよね」と答えたそうです。
「入院しているんですよ」と言われ「そうですか」と言ったとのことなのですが、なぜ入院しているのかは分かっていない感じです。
分からないなら分からない方が良いのかもしれません。
主人が「我慢しているのでは」と思うのは、私の思い込みでしかないのかもしれません。
私がまだ気持ちの整理ができていないだけなのです。
まだまだ葛藤が続きそうです。
看護師さんの「電話は毎日でも構わないですよ」のお言葉に甘えて、
明日も電話で様子を聞こうと思います。
なんだか最近は愚痴ばかりのブログですみません💦
時間が解決してくれるのを待ちたいと思います。