通訳業務に合わせて、
電子書籍を大人買いするようになりました。
先月の出張期間中に読んだ本は12冊でした。
気に入った順に番号をつけて、
サクッと感想を書きます。
①『漁港の肉子ちゃん』西加奈子著
すごく良かった!!!
西加奈子さんの書く小説は血が通っているので、
温かくしかもグッときます。
この作品に関しては、
あとがきで更なる驚きがあり、
そこでまた別の涙がこみ上げました。
②『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ著
感動しました。
映画化されるようですが、予告を見て
私は小説のほうが素晴らしいと確信したので、
映画は観ないと思います。
町田そのこさんの
他の著書も読みたくなりました。
③『国宝上青春篇』吉田修一著
④『国宝下花道篇』吉田修一著
吉田修一さんの著書を久々に読みましたが、
やっぱりすごい作家です。
渾身の作だと感じ入りました。
私が歌舞伎に詳しければ、
更に何倍も楽しめたのに、と
自分の素養のなさが悔やまれます。
素晴らしい作品でした
⑤『なれのはて』加藤シゲアキ著
加藤シゲアキさんの能力に
度肝を抜かれました。
まず文体の読みやすさと、
その語彙力に圧倒されました。
トータルとしては、
構成と取材力がしっかりしていて、
心を揺さぶる感覚も
読んでいて楽しめました。
加藤シゲアキさんの著書を
数冊購入したいと思います。
⑥『悪霊の島(下)』スティーヴン・キング著
キング氏の小説で
私は期待を裏切られたことはなく、
今回も安定感がありました。
映画にしたら面白そう!
と感じました。
⑦『森は知っている』吉田修一著
⑧『太陽は動かない』吉田修一著
シリーズなので
2冊まとめて書き出しました。
ハードボイルド小説です。
垣根涼介さんのテイストと重なりましたが、
吉田さんの筆致は垣根さんよりも、
繊細で品がある印象を受けました。
ダーティーで激しい
垣根さんスタイルが懐かしくなったので、
今月は垣根涼介さんの著書を買って
出張に持っていこうと思います。
⑨『ポラリスが降り注ぐ夜』李琴峰著
LGBTQの当事者の迫りくる感覚は、
とてもよかったです。
⑩『うつくしい人』西加奈子著
サラサラと楽しみながら
読み進められました。
⑪『変な家』雨穴著
エンターテインメントとして楽しみました。
⑫『蟻の菜園‐アントガーデン‐』柚月裕子著
内容は面白いハズなのですが、
構成のせい?無理があり過ぎるから?
台湾ドラマ《天黑請閉眼》と同様の
残念さが残りました
今月はどんな素晴らしい本に出合えるのか、
ワクワクしながら
Kindleストアで探そうと思います
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