2月に読んだ和書 | トミモの『中国語の原書とドラマを求めて・・・』

トミモの『中国語の原書とドラマを求めて・・・』

中国語の小説・ドラマ・映画など、
自分のフィルターに落として日本語で紹介できたら…とブログ開始。

通訳業務に合わせて、

電子書籍を大人買いするようになりました。

 

先月の出張期間中に読んだ本は12冊でした。

下矢印

 

気に入った順に番号をつけて、

サクッと感想を書きます。

 

①『漁港の肉子ちゃん』西加奈子著

すごく良かった!!!

西加奈子さんの書く小説は血が通っているので、

温かくしかもグッときます。

この作品に関しては、

あとがきで更なる驚きがあり、

そこでまた別の涙がこみ上げました。

 

②『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ著

感動しました。

映画化されるようですが、予告を見て

私は小説のほうが素晴らしいと確信したので、

映画は観ないと思います。

町田そのこさんの

他の著書も読みたくなりました。

 

③『国宝上青春篇』吉田修一著

④『国宝下花道篇』吉田修一著

吉田修一さんの著書を久々に読みましたが、

やっぱりすごい作家です。

渾身の作だと感じ入りました。

私が歌舞伎に詳しければ、

更に何倍も楽しめたのに、と

自分の素養のなさが悔やまれます。

素晴らしい作品でした照れ

 

⑤『なれのはて』加藤シゲアキ著

加藤シゲアキさんの能力に

度肝を抜かれました。

まず文体の読みやすさと、

その語彙力に圧倒されました。

トータルとしては、

構成と取材力がしっかりしていて、

心を揺さぶる感覚も

読んでいて楽しめました。

加藤シゲアキさんの著書を

数冊購入したいと思います。

 

⑥『悪霊の島(下)』スティーヴン・キング著

キング氏の小説で

私は期待を裏切られたことはなく、

今回も安定感がありました。

映画にしたら面白そう!

と感じました。

 

⑦『森は知っている』吉田修一著

⑧『太陽は動かない』吉田修一著

シリーズなので

2冊まとめて書き出しました。

ハードボイルド小説です。

垣根涼介さんのテイストと重なりましたが、

吉田さんの筆致は垣根さんよりも、

繊細で品がある印象を受けました。

ダーティーで激しい

垣根さんスタイルが懐かしくなったので、

今月は垣根涼介さんの著書を買って

出張に持っていこうと思います。

 

⑨『ポラリスが降り注ぐ夜』李琴峰著

LGBTQの当事者の迫りくる感覚は、

とてもよかったです。

 

⑩『うつくしい人』西加奈子著

サラサラと楽しみながら

読み進められました。

 

⑪『変な家』雨穴著

エンターテインメントとして楽しみました。

 

⑫『蟻の菜園‐アントガーデン‐』柚月裕子著

内容は面白いハズなのですが、

構成のせい?無理があり過ぎるから?

台湾ドラマ《天黑請閉眼》と同様の

残念さが残りましたえーん

 

今月はどんな素晴らしい本に出合えるのか、

ワクワクしながら

Kindleストアで探そうと思います晴れ

 

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