酸素の発生実験をしてみた(水上置換法) | 娘がやっている栄養療法を父と母もやってみるブログ

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娘が2026年中受予定。娘のチックを治そうと4年前から栄養療法に取り組んでます。

少し前だが、娘がI進で水溶液を習ってきた

JBの理科では必ず出題される単元だから、絶対にマスターさせたいと思い、予め実験装置をメルカリで3700円で購入しておいた。


四谷大塚で理科実験教室というのを実施しており、全10回で102300円もする。1回あたり1万円ぐらいだから3700円なんて安いものだ。しかも何度も実験できる。

手始めに二酸化マンガンと過酸化水素水の反応を実験することにした。

必要なのは気体発生装置、二酸化マンガン、過酸化水素水

過酸化水素水はドラッグストアでオキシドールを購入。


二酸化マンガンはマンガン乾電池を分解すれぱ手に入るらしい。

ちなみに乾電池はマンガンよりアルカリの方が優れているのかと思いこんでいたが少し違っていた。

アルカリ電池の方が確かに電力は強いが、マンガン電池は時計やリモコンなど小電力で動くものに適しているとか。使い分けるといいらしい。

そんなわけで、マンガン電池を分解してみる
【注意】アルカリ電池の分解は危険だからやめた方がいいらしい

参考にした動画
矢印の部分にマイナスドライバーをねじ込んで金属のカバーを外側に曲げる

ラジオペンチでカバーをねじ切りながら巻き取るように剥がしていく

するとカバーがスポッと外れる

ブラス極はこんなふうに蓋のようになっており、すぐ外れる

外すと炭素棒が見える

紙のカバーを剥がすと黒い粉が見える。
これが二酸化マンガンだ。

二酸化マンガンをかき出す。
触るとねっとりしており、手につくとなかなか落ちないので、ディスポ手袋をした方がよい

こんなに取れた

収穫物

二酸化マンガンの入っていた容器は亜鉛なので、塩酸と反応させて水素を発生させる実験に使えそうだ。


娘が学校から帰宅したので実験してみる


三角フラスコに二酸化マンガンを入れる


 オキシドールを上の装置に貯めて、娘にコックを開いてもらおうとしたが、オキシドールを流したら貯まらず、二酸化マンガンにドボドボと流れてしまう。


あたふたしているうちに反応が終わってしまい、写真を撮るどころでなかった。


なんとか酸素は採取でき、線香を入れて燃え方が少し強くなるところまでは確認できたが、想像していたほど燃えず少しガッカリ。

とにかく地味なのだ(笑)


やっばり水素を「ポッ」って音を出して燃やすやつの方が盛り上がりそうだ。


でも二酸化マンガンに過酸化水素水を入れてシュワシュワと反応している時は盛り上がったから、まあよしとしよう。


次は卵の殻に塩酸をかけて二酸化炭素を発生させる実験をしたいと思い、塩酸を買いにホームセンターを2箇所まわったのだが売っていない様子。


売っているのかもしれないが、「すいませ〜ん塩酸ってありますか?」なんて怪しすぎるから聞けない(笑)

 「子供と理科の実験に使いたいのですが」なんて前置きしても余計怪しい(笑)


かなり昔、異性に振られた腹いせに、塩酸だったか硫酸だったか忘れたが、相手の顔にかける事件があったのを思い出す。土曜ワイド劇場でもそういった液体が小道具で使われていた記憶があって、とにかく印象の悪い液体だ。


だがAmazonだと送料だけで910円もするので買おうか迷い中。それに濃硫酸ではないから反応イマイチでない?という疑問もわく。


 



ちなみに昨日行われた定例には水素の発生実験の方が出てガッカリだったが、いつもより理科が出来たようでちょっと嬉しい。


でも算数がなー┐(´д`)┌