今週の火曜日は、職場のOBがやってる「淡路島探訪の会・・・沼島編」に、参加してきました。
沼島(ぬしま)は周囲10㌔ほどの小さな島です。
国生み神話に登場する「おのころ島」だという伝説が残る島なので、沼島の人はここが最初に出来た島だと言います。
伝説で神様がこねまくった矛先からの雫の最初の1滴というものです。
淡路島の南にある土生港(はぶこう)から、高速艇で渡ります。
距離にして4キロくらいかな・・・10分もすれば到着します。
沼島港では、ボランティアガイドさんが待っていてくれました。
到着後公園過ぎてすぐの場所にあるのが、「弁財天神社」 です。
元々は海辺にありましたが、今は埋め立てられて中の方に移動した感じになってます。
ちなみに、御本尊の次回の開帳は80年後だったかなぁ・・頑張れば見られるか!(笑)。
また石積みに使われてるのは緑色片岩が混在したカラフルな石積みです。
三波川変成帯に属する島なので、淡路島本島とは地質が異なります。
その石を庭園に使ってるのが。神宮寺です。
ご住職が、沼島の大昔から現在にかかる歴史を説明していただき、
最後には県指定の文化財の庭園を見せていただきました。
素人目にも石が倒れて…良さが分からないと思ってたら、昔はちゃんと立ってたとのことです。
沼島では遊ぶ場所が無い子供たちが、ここに入り込んで石を倒しまくってたそうです。
住職もその時の仲間?
文化財調査の時に、「もともと立ってたから戻しましょう!」と言ったそうです。
しかし、文化財と言うものは、壊れた姿が経年変化でなっても戻さない物と言われたそうな。
でも…住職は納得されてないようで・・・
「こっそり戻したろうか!」
と嘘とも本当とも分からないことをおっしゃってましたわ。
ここを出ると丁度お昼!
飲食できるお店は5か所ほどございます。
せっかく、離島に来たので名物のハモを食べさせてくれるようなお店をと・・・。
一番有名なのは木村旅館ですが、淡路島の人間なら・・・予約必須・コース料理・渋沢栄一と・・・ちょっと敷居が高い!
大将が底引き網の漁師をしてるという水軍をチョイス。
お!ええ値やなぁと思いながらも注文しました。
白身で癖が無く、見事に骨切りがなされてるので申し分なかったです。
お次は、メインの島巡りでございます。
時間に集合した先には、底引き網の船が待っていました。
ガイドさんはマイクを使って、ぶら下げてるスピーカーからしゃべるのでございますが、エンジン音が大きく聞こえませぬ!
私が、関係なく左右の近くの人に説明をしてあげました(笑)。
下立神岩は、50mありましたが、2回の天災で現在の形になってます。
途中で、記念撮影タイム!
美しい人は美しく、そうでない人はそれなりに・・・です(笑)。
沼島と言えば、上立神岩でございます。
こういうのがあると、お決まりでして、男岩と名付けられます。
では?女岩は?
先に記述した下立神岩なのです。
日本の岩だけでなく、磯釣りのポイントも同様で、男女がセットになってるのが一般的なようですわ。
世界で2例やったか…3例やったか・・・どうでもええですが、地球の皺ちゅうのがありますねん。
見つけた人はエライ!
でもって、それを知って、うちの庭にも転がってると言って寄贈された石もあります。
寄贈されないでメルカリで売られてたら・・・沼島の財産が消え去ってたでしょう。
港に戻って来て、帰りの船の時間まで自由行動。
みなさん、オミヤを・・・島在住なのに・・・それでも沼島のオミヤが欲しいようです。
私も付き合いさせられましたです。
ノリで・・買わさせられてしまった!
800円でございます。
今年できた新商品なのは知っていましたが・・・まさか買う羽目になるとは!!
帰る船まで時間があったので、八幡神社に登ってみました・・・登るほど階段がきついのでございます。
上からは、沼島の街並みが一望できます。
本殿に収められてる絵馬なんかなぁ?
彩色豊で・・ゲームの世界のオープニングかのようでも・・・(笑)。
まだ時間がかなり残ったので、吉甚バッタリカフェで、休憩・・・。
小腹がブウブウ~文句を言いますから、島ピザを与えておきました!
そして、沼島を立ちましたわ。