船の警笛 | トミエモンつれつれ歳時記

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愛犬ココア・熱帯魚・あれこれ野菜をこさえたり、2015年更新した愛艇ロシナンテⅢを駆って、海釣りヘタの横好きで楽しんでいます。

船には、危険を知らせるために警笛は備えなければなりません。

 

大型船だと汽笛で、蒸気の音を使ってボォ~~アァってな感じですが、小型船舶にはボイラーはありませんから警笛を鳴らします。

 

警笛は、効果的な音が出れば良いことになっています。

 

赤ちゃんの吹くおもちゃのラッパでも、ライジャケに付いてる笛でも流用できます。

 

うっとこは・・・今の船には、自転車に付けるパコパコっと出る豆腐屋が、行商時に自転車で鳴らしていたようなのを載せてます。

 

前の船には、船用の警笛を装着していましたが、波しぶきの中を走る、係留時にも潮風が当たる・・・状況では電気製品は長く持ちません。

 

幾ら新しいの交換しても、しばらくすると鳴らなくなりました。

 

ということで、今の船には電気的な警笛はありませんでした。

 

でも・・・法律上に長音や短音というのが、出てきます。

 

ブリキのバケツ(これも法律上OK!)に棒切れでどうやって、表現しましょう?

 

と言うことで、こさえることにしました。

 

専用の警笛はお高いので、車用のホーンを買っての自作です。

 

ちなみにクラクションは商品名で、ホーンが正しい表記となります。

 

車用のは電磁ブザーと呼ぶもので、それにホーン短音を繋げたものが警笛として売られてます。

 

車用は、高音と低音の二種類を同時に鳴らしています。

 

お車を所有されてる方は、ボンネットを開けると左右にホーンを付いてるのを見たことがあるかと思います。

 

純性は薄っぺらいお皿のようなものです。

 

 

 

トランペットタイプになると、ホーンなので音も大きく遠くに届きます。

 

しかし、安いものは1組で1000円弱で売られています。

 

 

 

 

それを用いて、船用の警笛を自作することにしました。

 

コードは電動リールの調子の悪いものを、コネクター側をカットして使用。

 

配線用のコードは、廃棄する電化製品の中に使ってるコードをカットして使用・・・SDGsですわ!

 

そのために、シリコンとかも付着してますが、気にしません。

 

 

 

 

コードも通すので、穴は大きなものになります。

 

そのために12㎜くらい開けた後に、やすりのヘッドで穴を大きくします。

 

 

 

 

コードを通すのに、傷が入らないようにするためのゴム製品です。

 

蓋も作業の邪魔になったので、取り除き後でテープ止めすることにしました。

 

 

 

 

次にホーンの音の出口に穴を穿ちます。

 

半田ごてで穴を開けた後に、ニッパーでバリ取りしてから鑢で仕上げます。

 

 

 

 

 

コードを通し、配線をハンダ付で行って、自己融着テープで巻きつけた後に、ビニールテープで固定します。

 

 

 

 

ホーンを装着し、配線を接続して、共振予防のためにタオルを押し込んで、テープで蓋を固定すれば完成です。

 

 

 

 

 

バッテリーに繋ぐと・・・やかましくておられません!

 

常に装着するよりも、釣りに行く時のみ接続しておきます。

 

出来ればもう少しおしゃれな形にしたかったところではありますが・・・低価格での最大効果実現なので満足!!